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頭を強く打った6時間は

当たり前の日常が
当たり前じゃなくなるとき。

心から今のありがたさを知る


ここ最近
感じることが
何度かあります。

10年前の事もあり、
皆さんも短い時間でも
考えることがあったのではないでしょうか?


めちゃくちゃな子どもの行動や
うるさい声にイライラする。

子どもと過ごす時間が
当たり前な毎日…


先日、
子どものサッカーの試合でのこと。


ボールを追いかけて走ったり
サッカーをしている姿は 
もちろん何度も何度も見ているので
当たり前の姿でした。


いつもの同じ試合中、
息子の後頭部に
強いボールが当たり
その場にうずくまりましたが
ベンチに歩いて戻りました。


すぐにぐったりすることはなく、
私はそこまで心配していませんでした。


ただただ
知識不足です。


数時間後、食事を取った後
急に顔色が悪くなり
横になり
吐き気、
嘔吐。
ぐったりした様子。

どんどん体調が悪くなっていく
息子を見て
とても焦りました。


周りの方に
助けてもらいながら
脳神経外科へ行きました。


頭を打った後、
6時間は食事は取らない。
水分だけ。

急変する可能性のある6時間。
もし、
意識がなくなった時の吐き気は
誤嚥の心配がある。
とのこと。

病院で看護師さんと先生から
このお話を3回伺いました。

意識がなくなる可能性があることは
想像もしていなかったし、
その対応を私は全く知りませんでした。


あんなにぐったりしていく姿
震えながら吐く姿
に不安になりながらも
見ていること背中をさすること
しかできなかった。


そして
翌日歩く姿
ご飯を食べる姿
大きな声で笑うのを聴き
安心し泣けました。


息子と夫と
たくさん助けてもらったママさん達
病院の先生、看護師さん
心配していた兄弟、
サッカーの仲間
そして
見守ってくれている
全てに
心から感謝しました。


私は色々な人やものに支えられている
そのことに
改めて気づかせてもらいました。

ボールを蹴った子も 
とても心配だっただろう。
その子の存在にも
心から感謝です。


子ども達も、
もちろん私も
やっていること
できていることに
当たり前なことなんてないんだな。


存在している全てが尊い。


そして
頭を強く打った時の対応
「6時間は食事を取らず水分だけ」

学びの多い出来事でした。


最後までお読みいただき
ありがとうございました

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