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「お前にサンは救えるのか」の問いと、私の答え

私が思う『最上のくらし』視点の体験レポート最上のくらし そのまんま自然。今日は最上町へ

案内してくれる山の民がいるってのがいいんだよなぁ。(1人では絶対に来ないっ、ましてや子連れでなんて、1人で2人見守れないから大人複数で一緒に行けるのが有り難いなぁ)



山釣り好きの先輩家族たちにカジカをいっぱい捕まえてもらった。他にも、イワナ、ヤマメ、八目鰻、蛍の幼虫、カブトムシなど。水が綺麗で自然な豊かな証拠だと教えてもらったけど、先輩的には 昔はもっといっぱい居た という。そんな貴重なものだと分かりつつ、カジカは大きなものだけ選り分けて、お家の食卓の糧にと持って帰ってきたよ。(天ぷら予定)

市内から少し車を走らせるだけで、大自然が遊び相手になってくれる。途中、川の滑ったり、ゴロゴロガタガタと不安定な石ころ達をかき分け辿り着いた岩の椅子に腰掛けながら、最近子ども達と観た” もののけ姫”を思い出した。



「お前にサンは救えるのか」と、山犬のモロが言った時に、主人公のアシタカは「わからぬ。だが、共に生きることはできる」と答える。

サンっていうのは、私の中で『山(サン)』と脳内変換されて、『(人間によって破壊されて壊されてきた)山を救えるのか』と、問われている気がする。私も、カジカが減ったと言われたこの山を救える自信は到底ない。でも、『共に生きる』と言うことはできる気がしている。そうやって、共に生きる人たちが増えると良いなと思っている。

私もこう連れてきてもらって初めてその一部になれた気がする。2歳も3歳の息子たちも岩をよじ登って付いてくるし、体力できてきたな。ありがとうございました。

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