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人と比べる事は悪いことじゃない。
人と自分とを比べるのは、悪いことなんだろうか。比べた結果、なんて自分は愚かなんだろうと落ち込む。そんな話はよく聞く。
だから、『人は人。自分は自分。』精神で、まわりに捕らわれずに生きていく。これは1つの正解だと思う。まわりを気にするがあまり、自分を否定していまうのは、本当に勿体ない。
ただ、自分は自分といっても、その自分自身を知るためには、結局他人と比べる必要が出てくる。もし、比べる対象がいないと、自分がどういう人間なのか、理解することはできない。
例えば、◯◯さんの背比べをしたら、僕がその人より高いのか低いのかがわかる。これで基準が生まれる。
この基準がないと、自分の形がわからないことになる。霧とか靄みたいな、ボヤーっとしてるイメージ。
基準を生み出すことで、少しずつ自分を形取ることができる。面ができたり、角ができたり。もしかしたら、削られることもあるかもしれない。これを繰り返すことで、自分の形ができてくる。
ここで大切にしたいのが、どんな形になろうと、『そこに優劣はない』ということ。
その形が、丸かったり、角ばってたり、大きかったり、小さかったりする。ただ、たまたま形が違うだけで、優劣なんてない。みんな違って、みんな良い。まさにそれである。
そもそも、背が高かろうが低かろうが、そこに優劣はない。だから、そういう所から生まれた基準で出来上がる形にも、優劣が生まれない。
これから生きていく中、色んな出会いや気付きがある。それに合わせて、基準も増えていく。だから、自分の形は刻々と変化する。
ただ、自分に不利な状況や過度なストレスによって、自分の形を見失うことが度々ある。そんな時は元あったものを探すのもいいし、新しく形作ってもいい。それは焦る必要なくて、ゆっくりやればいい。
そして、忘れてはいけないのが、どうなろうとも、違いはあれど、優劣なんてないということ。