2020年4月17日(金)

家で料理をすることが増えた。一昨日はカレーをつくり、今日はオムレツをつくった。研究をしなければいけないけれど、息抜きとして別のことをやるのは良い。

ただ、誰も手伝ってくれないときはイライラする。つくることだけならまだしも、お箸を並べたり、ご飯をよそったりするまで全部ひとりでやるのは大変である。

しかもそこまでして、感想を言われなかったときは何か許せない気持ちになってしまう。別に作ってほしいと言われてないのだけれど。

でも、今までの自分も、同じように何も手伝っていないときが数えきれないぐらいあって、その度に母親をイライラさせていただろう。ごめんなさいと思いながら、今はその思いを行動で示していけたらいいと思う。

このように人は様々な経験を積むことで、他人を理解することができると考える。私が就職したいと思ったのは、社会人として、特に会社員として働くことが、他者の理解に必要だと感じたからだ。世の中にはあらゆる、そして多くの会社員が存在するが、彼らと同じ境遇を過ごし、取り巻く環境を理解することで、共感とそこから生まれる新しい価値を作りたいと思うからである。

新しい価値とは、始めの料理の話でいうと、2階に逃げた弟と父親を簡単に呼び出せるAlexaみたいなものが欲しいと思ったりすることだと私は考えている。