今、演劇をするということ
お久しぶりです。森宮です。
相変わらずコロナが猛威を振るう中、出演情報が公開になりました。
10月にヅカ★ガールさんの「妖花迷宮」、11月に表現集団蘭舞さんの「雨の中、もう一度あなたに会いたかった」に出演します。
こんな中で芝居してる場合かという意見があるのは勿論なのですが、でもこんな時だからこそやる意味もあるのかなと思います。
様々な事情でこの先、演劇を諦めていく人は増えていくと思うし、私もそうならないとは言い切れません。
そうでなくても時代は進化するし、舞台演劇も時代とともに変わっていくと思います。
でも舞台に立つことが今は俳優の仕事じゃないか。
勿論、感染のリスクはゼロではない。
というより、100%の感染対策をしても世の中には絶対というものはありません。
でも、絶対に出さないという意思のもと、100%だと思える感染対策をします。
コロナ禍で、演劇に対する世間の目を嫌というほど目の当たりにした。けど、それすらも氷山の一角だと思うし。
私も劇場でのクラスターが出たという理由で、稽古が始まったらアルバイトは出勤できなくなりますし。
ああ、生きにくくなったなぁ、と思わなくはないけど、その上でこの選択をしてるのは紛れもなく自分自身なわけで。
ただ、コロナを甘く見てるわけではないです。だから納得のいく対策もするわけです。
ていうか、この状況下でコロナを軽視してる人とはどんなに偉い人でもお仕事したくないですね。
私自身、この状況下での一番適切な答えは分かりません。
でも、時間は戻らないし、前に進むしかないんだと思ってます。