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英語学習でボロボロVol.138

どうも、Yuです。
今日は英語学習の記事を書きます。
突然ですが、英検1級の勉強を始めました。

勉強を始めた理由は、
来年から仕事で必要になるからです。

準1級、TOEIC855点を保有していますが、
厳しい目標を掲げようと思い、
英検1級に挑戦することを決めました。

実は、数年前に準1級を合格したとき、
「俺の英語学習もこれで終着点だな。。」と
脳内で勝手に英語学習を卒業していました。

しかし、仕事で必要になる可能性が出てきて、
錆び付いたいまの英語では業務に支障が出るぞ、
と危機感が先行し、今回の英検1級につながっております。
危機感は行動の母です(これマジ)

実際、英語をあまり使っていなかったのも事実で、
英語に対する昔のような情熱も弱まった理由もあり、
これをチャンスと捉え英語学習を再開しました。

そして、昔買って挫折した英検1級の単語帳、
それを開き1級の単語たちを眺めた感想は・・
「え、知っている単語ない。。」でした。

自分が愛用しているDuoの単語など
ほぼ登場せず、ほとんどの単語は、
初めまして、さようなら~の単語ばかりでした。

このままでは心が折れる、と本能的に察知したので、
まずは準1級の単語の復習から始めました。
昔からよく言われる「急がば回れ」の教えです。

準1級の単語は、親しみやすかったので、
1級の単語に傷つけられた自信は少し回復しました。
やはり物事には順番というものが大切ですね。

準1級の合格者が1級に合格するために
必要な時間は「500~600時間」と言われています。
確かにそれくらいの勉強時間が必要な気がします。

500時間と書くとかなり大変そうな印象を受けますが、
要は500時間コツコツ勉強すれば、
成果はある程度約束されるということです。

仮に、毎日3時間の勉強を続けたとして、
166日続ければ目的地まで到着できる計算です。

これを長いと見るか短いと見るかは
個人の考え方や経験によって異なると思いますが、
半年程度で英検1級に合格できるのであれば、
意外に短いなと私は感じました。

ちなみに、今日で77日目まで来ています。
英検準1級の単語は復習済みで、
今は英検1級の単語、頻度Cの動詞に挑戦中です。
英検1級の試験対策も同時平行で進めています。

ただ、単語帳は何回も復習する必要があるため、
また単語帳の最初に戻りますが、
勉強を始めた当初と比較したら、
英検1級の単語が少しだけ見慣れてきました。

最初は、エイリアンくらい理解不能だった単語たちが、
いまでは外国人くらいには距離が縮まりました。

来年の春先受験を目標としているため、
そのときまでには、外国人からよく見かける知人、
最後は友達くらいまではいきたいですね。

そして、勉強を再開して痛感しているのが、
新しい挑戦をするときには、
大きな痛みや自己否定が伴う事実です。

自分の英語の試験の結果と
英語力に満足していたころは、
ストレスなく生活できました。
満足すると気持ちが穏やかになります。

しかし、英語を深めようと決意した瞬間から、
世界の見え方が大きく変わりました。

英検1級という未知の世界に足を踏み入れたことで、
いかに自分が英語という分野で無知なのか、
井の中の蛙だったのかを痛感させられます。

それはまるで、
小学生を見て「あいつらは子供だな」、と
自分を棚に上げてカッコつけていた中学生の自分が、
自分はただの勘違い野郎だったと、
気づかされてしまうような経験です。

自分の至らなさに気づかされる毎日、
知らない単語、知らなかった用法、
理解できないリスニング、
口から出てこないスピーキング。

そもそも、日本語ですら英作文の課題に
まともに答えられない政治問題への意識の低さ、などなど。
数えあげればキリがないのですが、
これらのダメな部分と向き合わなければ
いけなくなりました。

井の中の蛙として、満足していた世界に別れを告げ、
新しい広野へと足を踏み出す行為、
これこそが挑戦なんでしょうね。

深めるというのは、既存の足場に別れを告げ、
新しい世界に足を進める行為ではないかと
勉強をしていてふと思いました。

また、上級者に謙虚な人が多いのは、
井の中の蛙からの脱出を何回も繰り返し、
客観的に見てスゴいと思われる状況でも、
井の中なのでは?と本人が疑い続け、
それが謙虚な姿勢に見えるのではと思います。

上級者とは何かと正確には分かりませんが、
なにかを深め続けることと、謙虚さはセットである気がします。
私も昔と比べたらかなり謙虚になったと思います。(気のせいか?)


今日はこれくらいで。

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