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「ミュージカル ジャニス」に大・感・動!! アイナにジャニスがダイブする

唯一無二の歌声。偉大なるロックシンガー、ジャニス・ジョプリンがこの世を去ってから今年で52年。

ロック、ブルースに生きた彼女の熱い魂(ソウル)が、まさか・まさか半世紀先の日本で蘇るとは、ジャニス・ジョプリン本人もきっと予想だにしなかっただろう。

約2時間ものステージ。

ジャニスを見事演じきったアイナ・ジ・エンドの心と身体には、間違いなくジャニスの魂が憑依しているようだった。

私にとって一生忘れられない夜となった──。

ブロードウェイミュージカル『ジャニス』何がすごいって、、、、全部がすごい!!


昨日、東京国際フォーラムで行われた、ブロードウェイミュージカル『ジャニス』を見に行ってきました!

私は、ジャニス・ジョプリンのことが大好きで、小説も書いてしまうくらい好きで好きで、この日をずっと楽しみにしていました。。


本公演は、2022年8月23日、25日、26日の3日間。運良く私は千秋楽に行くことができました。(母さま、ありがとう)

本作は、ジャニス・ジョプリンが“亡くなる1週間前の、一夜限りのコンサート”をコンセプトに、彼女の半生を舞台化したものです。

コンサートには、ジャニス・ジョプリンが影響を受けた5人のシンガーが共演するという構成になっており、主役のジャニスはもちろんですが、全キャストの配役がまさにピッタリで歌声が本当に素晴らしい!!と大感動しました。。

ジャニスを含むキャストはこちらの方々です↓

ジャニス・ジョプリン(アイナ・ジ・エンド)
アレサ・フランクリン(UA)
ニーナ・シモン(浦嶋りんこ)
オデッタ、ベッシー・スミス(藤原さくら)
エタ・ジェイムス(長屋晴子/緑黄色社会)

生バンドの演奏も素晴らしく、中でも個人的に注目してしまったのが、ドラムの河村"カースケ"智康さん! 過去にB'zのサポートメンバーをしていたこともあり、お名前を存じていたのでビックリしました。そしてそして大変素晴らしい演奏でした。。


私は、ブロードウェイ版も映画館で観たことがあるのですが、この日本版も構成や楽曲、台詞もすべて本場のブロードウェイ版と同じ内容になっていて、それがもう個人的にすごく感激でした。。。

披露された楽曲は日本版ですが、「Cry Baby」や「Summertime」などを筆頭に、ジャニスの名曲の数々を日本語でストレートに感じることができたのがとても新鮮でした。原曲とはまた異なった受け取り方、エネルギーを感じました。

私の大好きな楽曲「Piece of My Heart」も良かったなぁ〜〜。

ジャニスを演じたアイナ・ジ・エンドのパフォーマンスは本っっっっっっ当に素晴らしく、約2時間もの間、私は涙が止まりませんでした。。

圧巻の歌声に曲が披露される毎に大きな拍手が会場を包み込み、舞台が終わった後もスタンディングオベーションが止むことなく「この場にずっと居れたら良いのに──!!」と思ったのはきっと私だけではないでしょう。

今でもアイナ・ジ・エンドが歌う「Cry Baby」の歌い出しを思い出すだけでゾクッしてしまいます。。


ブロードウェイミュージカル『ジャニス』公式 on Instagram: "🎥🎥🎥 …なんと❣️ 🎵 『Cry Baby』 90秒ver.も到着しました‼️ 素敵な90秒間をお楽しみください💝 @ainatheend_official @kameda_kamera 皆様にお会いできるまであと5日…💛 劇場でお待ちしてます🎪 【チケット発売中🎫】 SS席は完売御礼🙏 S席お求めのお客様もお早めに👍 / #ミュージカルジャニス 2022.8/23 25 26🌻🌟 東京国際フォーラム ホールA🎪 \ #アイナジエンド #ua #浦嶋りんこ #藤原さくら #長屋晴子 #亀田誠治 #ブロードウェイミュージカル #ジャニス #ジャニスジョプリン#broadway #janis #janisjoplin #東京国際フォーラム #tokyointernationalforum #wowow" ブロードウェイミュージカル『ジャニス』公式 shared a post on Instagram: "🎥🎥🎥 …なんと❣️ www.instagram.com


途中、ジャニスが自らの人生を語るシーンがあるのですが、その台詞もブロードウェイ版とピタリと一緒なところに、脱帽でした。。日本語でジャニスの魂、ジャニスの人間性に触れたような不思議な感覚でもありました。

アイナ・ジ・エンドの声は、無邪気さのあるジャニスの声とどこか似ているようで、天国にいるジャニスに「リトルガールがここにも居るよ!」と心の中で叫んでいました。

ジャニスの語りを聞いていると「ねぇ、みんなもそうでしょ?」と訴えかけているような気がして、共感というか、、心がぎゅっと摘まれるような感覚になります。


「私はこれ(バンド)なんだ、これ以外のことは何もしたくない」

「あなたの夢を叶えるのはあなたしかいない」



素直で真っ直ぐな彼女の生き方に感銘を受け、同時に「本当に今も生きていたらな…」と何度も思ってしまいました。

ブロードウェイ版とのシンクロも大感動ですが、日本版としての良さがあり、言語を超越したような、すごいパワーをひたすら感じました。

時空を越えたような、そんな感じ。

言葉にするのが難しいのですが、ふわふわとした、ずっしりとした、スカッとするような、そんな感覚でした。

コロナ禍ということもあり、拍手でしか応えられないもどかしさもありましたが、アレサ・フランクリン(UA)とジャニス・ジョプリン(アイナ・ジ・エンド)の共演のシーンは会場全体が盛り上がるようなステージで、とても興奮しました!!!

ブロードウェイ版でも思ったのですが、ジャニス・ジョプリンが憧れていたシンガーとの夢のステージをこのような形で叶えることができたことに、すごく嬉しくなりました。

最後の「Mercedes Benz」では、キャスト全員が大合唱。
会場のお客さんも全員が席を立ち、まさに会場全体が一体となっていました。

本当、忘れられない経験になりました。。

終演後に舞台のセットリストが配布されました。

そこには、ステージの総合プロデューサーを務めた亀田誠治さん(東京事変のベースの方!!!)のメッセージが添えられていて、それがとても何とも印象深かったです。。


本当に、、一生忘れられない夜となりました。。
本当にありがとうございました!!!!

今後またステージがあるなら、、絶対に見に行きたいです!!


アイナジャニスの夜はまだまだ続きます!
なんと、10月29日(土)WOWOWにて放送されるそう!!
映像化されたステージも楽しみだ〜〜!!







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