ミニマリストとは
我、節約家にしてミニマリスト也。
▷本物のミニマリスト
私は今、節約ミニマリストとして生きているが
ミニマリスト歴3年ちょい
昨年くらいからようやく
本当のミニマリストになれたと思っている。
それは何故か
ブレない自分軸がしっかりでき
自分の生活に必要なもの
最低限の認知と確保ができたからだ
では、それまではどうだったのかというと
世間の正解に左右されて生きてきた点がある。
▷ミニマリストに対するイメージ
我々が住む日本は
『べき思考』、『同調圧力』、『0、100思考』
そんな決めつけ強い世の中が
まかり通っているだけでなく、
思考の押し付けも時折、見受けられる。
ミニマリストに対してもそうだろう。
一部の有名になった方の印象が強すぎて、
『ミニマリスト=何もない部屋』
という考えを持たれている方が一定数いるようだ。
しかし、そうではない。
事の本質を見失っている。
決めつけとは恐ろしいものだ。
その影響を受けているのか、お片付けをしても、
「もっと捨てないといけないと感じる方がいる」と
いう話を聞いたことがある。
なぜ、そう感じるのだろうか。
ミニマリストにゴールはあるのだろうか。
だとしたら、そのゴールとは
一体どのような状態を指すのだろうか。
▷ミニマリストとは
私は「ミニマリストは誰でもなれる」が、
「モノを捨てるだけではミニマリストになれない」
と思う。
そもそも『ミニマリスト』とは、
必要最低限のものやシンプルな生活を追求する人
のことであり、
自分の中の最低限を知った上で、
「何を手放すか」ではなく、
「何を大切にするか」をマインドとして持つ。
エッセンシャル思考の持ち主なのだ。
▷ミニマリストになるために
では、ミニマリストを志す方は
何を目指したらいいのだろうか。
手放しても満足感のない人は、
下記2点が欠如している。
・必要最低限の把握
・「何を手放すか」ではなく、「何を大切にするか」
これにも順番があり、
はじめに『必要最低限の把握』
次に「何を手放すか」ではなく、
「何を大切にするか」が大事となる。
順序を逆にすれば、
ただ生き辛いカオスな部屋が生まれるだけだ。
▷必要最低限の把握
あなたにとって必要なものとは?
それは三者三様。
世間のいう正解に操られる必要なんて皆無だ。
必要最低限と言えど、人によって許容範囲が異なる。
「これさえあれば生活に困らない」
と言う人もいれば、
「これとあれがないと困る」
と言う方もいる。
ただ一度でいい。
使わない生活を試してみてほしい。
利便性に富んだ世の中だからこそ、
逆になくても問題なく過ごせることだってあるのだ。
その成功体験の積み重ねは、
生活する上での必要最低限の把握と更新に繋がり、
『モノの少ない生活』への一歩となる。
▷「何を手放すか」ではなく、「何を大切にするか」
ミニマリストを目指す方が
通りがちな恐ろしい道がある。
『好きなものさえも手放してしまう』ということだ。
手放した後に何かと理由をつけて
買い直したミニマリストは多数いる。
少なからず私もその一部だ。
好きは手放してはいけない。
好きは心を生活を己を豊かにするアイテムだ。
これも三者三様であり、人によって異なるだろう。
私はアニメが好きで、
アニメグッズを部屋の一角に飾っている。
ミニマリストだが一定数所持している。
他者から見れば100不要な物だろう。
しかし、私が生きていく上ではマストアイテム。
コイツらがあるおかげで家が好きになる。
好きには絶大なマジックがあるのだ。
あなたには好きなものはあるだろうか?
何でも捨てるのではなく
順を追って、好きは大事に
▷最後に
自分らしさを最大限にして生きるツール
『ミニマリズム』
生き辛さを感じる方にこそ、コイツは使えると思う。