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東洋のガラパゴス小笠原諸島~父島のコト~

はじめに

みなさんどうもこんにちは、ポテチはうすしお派の林雄です。お久し振りですね。

最近は晴れが続き、バーベキュー、サップ、釣り、スケボーで忙しくしていたので更新できませんでした。もちろん仕事もしっかりしています。笑

さあさあ今回は僕が今住んでいる小笠原諸島の観光スポットや名物などを書いていこうと思います。

ですが、既にネット上では小笠原諸島の観光情報や記事は沢山があるのになぜ今回このような記事を書こうと思ったか。

僕が書くことによって少しでも遠く離れた島のことを身近に感じてもらえるかなと思い、書くことにしました。あとは普通に遊びに来て欲しいです。笑

てな訳で、早速小笠原諸島のいろんなことを書いていきたいところですがその前に!

僕が小笠原諸島に住んでいる理由

前回の記事でも書きましたが再度簡単なおさらい。

僕は以前ピースボートという世界一周を船でまわる団体で仕事をしていました。
40カ国と、沢山の国を周っている中ジョージタウンというカリブ海に浮かぶイギリス領の島に訪れました。

そこで見たのは有り得ないくらいに綺麗な海。

この海をきっかけに、地球上の自然がなくなっては行けないと思い
環境問題に取り組んでいきたいと決めました。

ですが大阪で生まれ育ち、社会人の時間を東京で過ごした僕が自然を守りたいなんてイマイチ自分自身に説得力が有りませんでした。

その為、環境問題に取り組む前に守りたいものとの共存を求め小笠原諸島への移り住むことを決めました

と言っても1年だけですが。

しかし、沖縄などほかにも沢山島がある中で何故小笠原諸島を選んだのか。

この先僕が書いていくことを読んでいけばきっと分かるはずです。

さてさて、上記のことを踏まえて小笠原諸島のいろんなことを紹介していけたらなと思います^ ^

小笠原諸島とは

30余の島々を総称し、小笠原諸島となります。その中でも有人島は2つだけなんです。その2つとは父島母島です。

小笠原諸島は、一度も大陸と陸続きになったことがない為、様々な動植物が独自の進化を遂げ、その生態系や青く美しい海、偉大な自然がかけがえのない財産として2011年に世界自然遺産に登録されました。

僕が住んでいるのは父島なんですが、父島の大きさは日本の都道府県で一番面積が小さい香川県の78分の1、世田谷区の2倍と言われています。

ほかにも、無人島ではありますが兄島や弟島、嫁島なんてのもあります。

よく聞く沖ノ鳥島や硫黄島も小笠原諸島の中の1つなんです。

父島の人口が約2500人。母島の人口が約500人。

戦前のピーク時は7700人を超えていたそうです。

戦前“というワードが今でましたが、この島はもともと欧米人が発見し、米国領だったんです。

去年で返還されて50周年と、つい最近の出来事ですね。島には多くの戦跡も残っています。

細かい歴史はこの記事では書きませんので気になる方や知りたい方はウィキペディア大先生までお尋ねください。笑

小笠原諸島はどこにあるの?

なんとこんなに遠いところにあるんです。距離にして東京から1000km!!!
ていうかこの島も東京都なんですけどね。そう、東京都小笠原村。

このおがさわら丸という船に乗って父島に向かいますが、はっきり言っていろんなことが不便です。笑

移動手段:おがさわら丸
出発地:東京竹芝桟橋
到着地:二見港
航行時間:24時間
便数:1週間に1回
料金:安くても片道約2万5千円

これに宿泊費、ツアー代、ご飯代、お土産代を含めると10万超えちゃいますね。笑

にも関わらず、毎週毎週沢山の観光客が訪れます。

1年中観光客が絶えないこの島の魅力とななんなのか!?

小笠原諸島観光スポット

少し古いデータですが見てください。

世界遺産に登録されてから一気に観光客数が増加しましたが、

世界遺産“と言うだけでかなりのインパクトなわけですが、そんなインパクトに負けない素晴らしい観光スポットが沢山有ります。

見所は何と言っても!!そして!!ぼくなりにお勧めする観光スポットを紹介していきます(^ ^)

まずは海、ビーチから!!

・大村海岸

ここは港から一番近い海岸です。大村という地域が父島では一番栄えていて、大村にあるので大村海岸と呼びます。

この海岸の特徴と良さは何と言っても白い砂に透き通る海!!

このようにレストハウスもあるので、波の音を聞きながらのんびりしたいときにピッタリです。

・製氷海岸

この海岸は僕が今住んでいるところから一番近い海岸で、港からは歩いて20分ほど。

製氷海岸といえばこのペイントウォールが特徴的であり目印。この壁の向こうには海が広がっています。

製氷海岸はサンゴが沢山有り、シュノーケリングスポットでも有ります。

一応海開きというものが有りまして、なんと1月1日に海開きなんです。笑

日本一早い海開きと言われています。

サメも普通にいます。笑

何と言ってもこの海岸で見るサンセットは格別です。

この海岸は僕の中で1、2番を争う海岸です。その1、2番を争うもう1つの海岸が

・小湊海岸

父島ではバスが走っています。村役場とこの小港海岸を往復し続けています。

降りるとほんとに海があるのかな?という感じ。だが少し歩けば

真っ白な砂浜、広々とした開放感あふれた海岸が広がっています。

この海岸は住んでいるところから車で行ける一番遠い(と言っても車で15分)海岸なので毎日はいかないが休みの日は大体ここにきてイワシを釣ったりイカを釣ったり、サップをしてます。

波が穏やかな日は板にビールを乗せて波の上でグイッと一杯。

これが幸せで幸せでたまんないんです。

人も少なく、静かな海岸。本当に大好きな場所です。

この島の良さは何と言ってもシーズン中でも海岸が混むことが有りません!!

内地だとわんさか人が溢れて大変ですが、このしまではそんなことがなくゆっくり波の音を聞きながら過ごすことができます。

さあここからはポンポンいきます。笑

・境浦海岸

この海岸の見所は大きく2つ。

上の写真の真ん中にある沈没船。そしてもう1つはこのブランコ。


・扇浦海岸

この海岸は上から見ると扇状になっているので扇浦海岸と呼ばれています。

先ほどの境浦海岸もそうですが、バス停があるのでバスでもいけます。

宿泊先にもよりますが、町から自転車だと少ししんどいです。

このようにレストハウスもあるのでここでバーベキューなんかも最高です。

・釣浜

釣浜は父島でも特にシュノーケリングが楽しめる場所です。

・ハートロックトレッキング

沖から見ると真ん中に赤くハートのような岩があるのでハートロックと呼ばれています。

このハート型の岩の上まで片道約3時間。

入り口にはこのように外来種対策取り組みもあり、ハートロックトレッキングは資格を取得しているガイドさんとしか登ることができません。

頂上に上がると素晴らしい景色が広がっています。このツアーは真夏だと熱中症の危険があるため真夏を避けて実施しています。

・ウェザーステーション

海を一望できる展望台。

ここから見るサンセットは息をのむほどの美しさ。

・海洋センター

ここではウミガメを見ることができます。

・世界遺産センター

他にもいくつか海岸はありますがはっきり言って全部がお勧めです!笑

ただ、今紹介した海岸がぼくの特にお勧めするスポットになります(^ ^)

名物

さて、この島の名物を紹介していきます。

・パッションフルーツ

レモン7個分のビタミンがあり、タネごとたべられる甘酸っぱさが魅力のフルーツです。

・はちみつ

まだアメリカ領だった頃欧米人が日本人に用法技術を教え、そこから内地に伝わったので、日本の用法技術は小笠原発祥という話も有ります。

・島レモン

緑の皮が特徴の島レモン。ぎゅっと濃縮されたような酸味が最高です。

・マンゴー

・バナナ

・わらび

・メカジキ

・島寿司

父島の島寿司は鰆を醤油漬けにし、わさびではなく辛からしをつけて食べます。

他にも島唐辛子や島インゲン、パパイヤ、島トマト、マグロ、イワシなどが有ります。

漁業が盛んなのと、亜熱帯なのでフルーツが豊富です。

ぜひ島に来てご自身の口で楽しんでみてください(^ ^)

最後に

いかがでしたか?これで満足しないで、ぜひ島にきて一緒に遊びましょう!

本当は他にも紹介したい観光スポットや名物も沢山有りますが、全て紹介すると行った気になってしまいそうなので少し割愛しています。笑

東京から1000km離れ、一度も陸続きになったことのない場所。

そこでしかみられない景色、ここでしか味わえない感覚の連続です。

動植物が優先されるこの世界で偉大な自然と特別な時間をぜひ過ごしに来て欲しいですね。

いつでも待ってます!!!



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