地球が新たな戦争の時代に入り始めたとき、世界を不思議な力が覆った。 その力はあらゆるエネルギーとして代替可能で、人々はそれを神の祝福と呼び、一部の国を除いて世界全土で戦争は一旦休止された。 一部の人々はその力を使って不思議な現象を起こすことができ、彼らは聖人と持て囃された。 だが、少し時がたつとその評価は一変する。 野生の獣たちがその力の影響で変異し、危険生物(魔物、魔獣とも呼ばれる)となり人を襲い始めたのだ。 ある国は魔獣に壊滅させられたのち、道連れとして世界に向けて核を放った。 魔力を使う者たちによって各国の被害は抑えられ、世界が崩壊することは免れたが、ただでさえ混乱していた世界は混沌の渦に巻き込まれることとなる。 そうしていくつかの国がまとまっていき、主要な国が集まった大国群が世界を主導していくことになる。 今日では祝福と呼ばれた力は主に魔力と呼ばれるようになり、それを使って起こす現象は魔法などと呼ぶようになった。 これは、そんな時代の物語。
連合王国(王国)
合衆国
聖国(あるいは教国)
宗国(仏国)
皇国
共和国(帝国)
連邦国(亡国)
森の国
砂の国
油の国
この作品はフィクションです。現実の組織、国とは全く関係ありません。