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ファンファーレ

4日ぶりに外出しましたが、世界も人類もごく当たり前に存在していますね! 良かった良かった! わたしは明日〆切という現実と今ひとつ向き合えずに砂糖漬けのレモンの皮を齧っています。甘いレモンの皮は美味い。

村谷由香里です。
noteをご覧いただきありがとうございます。

今日なんか涼しかったですね。雨が降ったからかもしれないけど、いつもの蒸し風呂みたいな感じがしなくてびっくりしました。そういえばバイト先に傘忘れたな。明日も行くので回収するの忘れないようにしないと。

子供のころは盆が過ぎたら秋の気配がしていて、中学生のときはこれくらいから運動会のマーチングの練習をしていたような気がします。バリトンサックスを持って歩くのはしんどかった。たしか8キロくらいあるんだよ、あの楽器。今だったら多分3分と持たないだろうな……。

中学生のころは吹奏楽部に所属していたんですよね。7割くらいは夏のコンクールの記憶が占めている。わたしが中学生だったのは2001年〜2003年だから、課題曲はマーチが2回、現代曲が1回でした。
自分が3年のときに吹いた課題曲に対する思い入れが強いかと言われるとそんなことはなくて、それどころか吹いていない曲の方が好きだった。
一番覚えてるのなんだろうな。2002年のIV番の「吹奏楽のためのラプソディア」とかかな。わたしの学校はⅢ番をやったんだけどあの年はIVが良かったよね。

正直引退した翌年(2004年)の「風之舞」とか2005年の「パクス・ロマーナ」とかの方が印象的です。ちょうど妹が現役でトロンボーンを吹いていたからかもしれない。
今思えば吹奏楽ほんとに向いてなかったと思います。指も動かないしチームプレイも柄じゃないし。でもたくさん良い音楽に出会えたのは良かったな。それだけでも良い経験だった。

運動会の練習も、自分も吹くマーチより金管楽器の数人が開会式で吹くファンファーレの記憶がより鮮明に残っています。うちの顧問の先生が作曲した、あまり煌びやかじゃない重ためのファンファーレが好きだった。秋の冷たい空気が満ちる中で、青い空に消えていくあの曲は、今も何処かで吹かれているんでしょうか。
もしかしたらもう、わたしたちの記憶の中にしかないのかもしれません。

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村谷由香里
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