大学いもが食べたいという話
今日は一歩も外に出ていません。1日カーテンも閉めきっていたので晴れていたのかどうかさえよくわからない。6月も下旬に差し掛かっていますが、もう梅雨入りはしたんだっけ。まだかも。
村谷由香里です。
noteをご覧いただきありがとうございます。
最近また生活リズムがめちゃくちゃになりつつあるんですが、わたしこのエッセイで今まで何回生活リズムがめちゃくちゃになってるって言ったんでしょうか。
むしろ一度でも生活リズムが整ったことがあったのか? そしてこういう日にわたしは何を書いてきたんだ?
何の話をしたら良いのかわからないので最近ずっと食べたいと思っている大学いもの話をしますね。大学いも。あの甘いやつです。
何がきっかけだったか忘れたんですけど(多分MSSPの配信か動画で大学いもの話題が出たんじゃないかと思うんですが)、妙に大学いもが食べたくなって、最近ずっとスーパーで探してるんですよね。
地元のスーパーには惣菜コーナーにあったような記憶があるのに、このあたりで見かけたことがない。あれ一体どこにあるんだ。冷食のコーナーにもない。
冗談みたいな話なんですが、多分最後に大学いもを食べたのは大学の学食です。いやマジで。わたし鶏の唐揚げにおろしポン酢をかけた鶏ポン定食と大学いもばっかり食べてた。
社会人になって以降も何回か大学の学食にごはんを食べに行ったんですが、選ぶメニューは変わりませんでした。会話の内容が授業やサークルの話から仕事や結婚の話になったくらいで。大学生ごっこは流石にもうできないなと思いましたね。自分自身は変わってないつもりでも、やっぱり取り巻く環境が変われば人間は変わってしまうものです。
わたしは昔から大学生の話を書きがちなんだけど、大学生のときに書いていたものよりずっと今書くものの方が作り物なんだろうな。当たり前なんだけどね。作れるもんは作ればいいじゃんという話。
甘いさつまいもを食べればわたしのこの欲求は満たされるものなんでしょうか。いもけんぴとかでどうにかなるのかな。
そんな簡単に代わりが見つかるようには思えないよな。結局大学いも食べたいなってなるような気がするし、わたしは今後も見つけられないような予感がします。悲しい。
いや作れって話なんですよね。
作れるものなんだから。
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