見出し画像

自分以外誰もいないフィクション

原稿が修羅場も良いところなんですが昨日CoCで遊びました! あんまり人間の心がないキャラクターをやったのでめちゃくちゃストレス発散になりました……わたしは最初から半分くらい狂っているキャラクターをやるのが多分いちばん楽しいんだろうな……。

村谷由香里です。
noteをご覧いただきありがとうございます。

CoCに限らずTRPGのキャラクターって妙に愛着が湧きます。高校生のころはガープスで剣と魔法のファンタジーのシナリオに参加させてもらったことがあるんですけど、今でも何となく自分か作ったキャラクターのことを覚えています。

特にガープスに関してはキャラクターを作るのがめちゃくちゃ面倒なゲームシステムなので完成した時点で思い入れが強くなるのは道理なんですが、やっぱり自分の魂を貸すから忘れがたいんでしょうかね。
自分と掛け離れたキャラクターを作っても最終的にはプレイヤーの意思で世界を生きることになっちゃうもんね。

小説だとこうはいかないのは、世界を作る側に立つからなんでしょうかね。
登場人物ひとりの視点で世界を見ることは絶対に叶わない。汎神論の世界の神さまにならなきゃいけない。
世界=神になる世界の神さまはそりゃあ孤独だろうなと思います。わたしはスピノザの汎神論がすごく好きなんだけど、あの孤独感が好きなんですよね。自分以外誰もいない。

わたしはフィクションが好きだしフィクションを作るのが多分好きなんですが、自分以外誰もいないフィクションに居続けるのは本当につらいのでたまにこうして遊んでもらえるとすごく嬉しいです。

ちなみに回してもらったシナリオは中島真也氏の「神様万歳」でした。原稿終わったらセッション動画見たいな〜。

***

4/25に第25回メディアワークス文庫賞を受賞したデビュー作「ふしぎ荘で夕食を〜幽霊、ときどき、カレーライス〜」が発売になりました!

Amazonでのご購入はこちらから!


いいなと思ったら応援しよう!

村谷由香里
noteをご覧いただきありがとうございます! サポートをいただけると大変励みになります。いただいたサポートは、今後の同人活動費用とさせていただきます。 もちろん、スキを押してくださったり、読んでいただけるだけでとってもハッピーです☺️ 明日もよろしくお願い致します🙏