自分の中の解毒と親の介護は別物?
自分は子育てするなかで、毒親からの解毒を完了したつもりになっていたが、それと老いた親の介護とは別物だと思い知らされてる現状。
しんどいと言っては『すぐ帰ってきてくれ』
足がたたないと言って『すぐ帰ってきてくれ』
毒母が意識が朦朧としてると言って『すぐ帰ってきてくれ』
民生委員さんに救急車を呼んではもらったものの、やはり心配で車を飛ばして10時間!
聞けば、大した事ないと言われ、その日のうちに帰されたとの事で、慌てて帰ったこっちはバカみたい。
一応3日間居たけれど、特に変わりなく過ごして帰ってきたが、実は、母はコロナ陽性だったようで、帰って早々、私が感染。
そして、娘、兄と次々症状が出た。
究極は老父!
喉が刺すように痛く、お粥を食べていると言ってたが、熱も出てきて救急車。
診察結果は、コロナ肺炎。
持病もあり、2〜3週間の入院になったけど、
こちらも隔離中で行く事ができず、完全看護をお願いし、その間、毒母も施設へショートステイのお願い。
振り回されっぱなしの2週間だった…
いや、まだまだ現在進行形。
入院してる間は安心だけど、また、早いうちに出かけなきゃ行けないなぁ。
ただ、厄介なのは、解毒できているが為に、老人に対してきついもの言いになってしまう事。
解毒前の私なら、もっと優しく、もっと穏やかに接する事ができてたかもしれない。
でも、泣き言言われても、ついつい強い語気で接してしまう。
挙句に
『そんなにきつい事言わんでも…』
と言わせてしまった。
今、まさに自己嫌悪の嵐!
毒親からの解毒は、自分にとって絶対必要だった事。
ただ解毒してからの老親の介護は、本当にしんどい進行形!
解毒後の親との関係性を真剣に考えさせられる2週間だった。
そこで学んだのは、
『親を親だと思わず、ケアマネージャーのように第三者に接するように接する』
という意識が必要だという事。