見出し画像

20代でやってきてよかったこと

タイトルそのまんま。
あと少しで30歳になるわけで、30歳になるまでにやっておいた方がいいこと、とまでは言わないですが、僕が社会人になり、これまでの中で、やってきてよかったな、と思うことを記そうと思いました。
もちろん、これを仮にみて、今からじゃ遅いか、ということは全くないと思うので、誰かの何かの参考になれば幸いです。

基本情報として、お前誰やねん、という人もいるかもしれないので、簡単な経歴を。
2016年4月、23歳で公務員として地元市役所に就職し、5年間勤務。
2021年4月、28歳で転職し、現在は副業できる会社に所属しつつ、グラフィックレコーダーとして仕事をしています。


会社以外のコミュニティに所属する

現時点だと僕は、趣味や学び、仕事の関係で幅広く所属しています。(活動しているもの)
一応分類的にはこんな感じ

趣味系 ストレス発散になる
アカペラサークル・おてつたび・ゲストハウス・ボドゲ
学び系 知識を得たり、スキル磨き
占い・Z世代・公務員のコミュニティ
仕事系 仕事したり、仕事に繋げたり
シェアエコ協会・ビタミンラジオ局

基本的には、会社以外の繋がりを持とうと、趣味系のコミュニティから始まり、学びのために入ったコミュニティが、現在は仕事にも繋がっているというイメージです。

会社外のつながりができることは、ストレス発散もそうですけど、視野が広がる意味合いで、僕にとっては大きかったです。特によく記事でも書いていますが、シェアエコ協会のつながりは、フリーランスや自分の得意を見つけて、活躍している人が多く、いろんなことへの挑戦や興味の分野を広げてくれました。

また、会社とは違うコミュニティは、会社ではできないことを試験的にやってみることができ、僕はそこでグラレコのスキルを伸ばして、仕事(独立)につなげる準備をしていました。
「グラレコの仕事をとるためにどうしたらいいですか?」という質問を受けることもありますが、僕はどこかのコミュニティで”グラレコの人”として、認知されるようになり、自然とコミュニティ内、ひいては外から依頼が来るような流れを作ることが大事だと思っています。

グラレコに限らず、新しい挑戦をする際は、コミュニティの中で、〇〇の人、という立ち位置をとり、試験的に実践して、実績と認知度を作っていくことをお勧めしたいです。
仲間がいること、一定数、人が集まっていることが、コミュニティのメリットなので、存分に活用してください。


高額な講座・自己投資をする

これは何も高い買い物をしろ、と言っているわけではありません。
僕がこれをしてよかったなと思うのは、リスクを取れるようになったからです。

あまり、人に話したことはありませんが、僕が明確に変化したな、と自覚するようになったのは、数十万円単位のビジネススクールに通ったところからです。
もちろん、そこ講座を踏まえて、ビジネス的視点を持てるようになったこともありますが、一番よかったことは、自分にとって相当覚悟のいる金額を払うことで、その分は絶対に無駄にしない!という覚悟と野心がついたことです。
また、一度そういった金額を払っている経験から、メンタルブロック的なものが外れ、自己投資にも自然と費やせるようになっています。

もちろん、受けた講座や投資全てがうまくいったとは言えませんが、失敗も含めて、一度大きくアクセルを踏んだ分だけ、ここまではいける!という許容範囲が広がったと思います。

会社員の入社時は、本当にリスクをとるような行動は避けてきていたので、性格的にも大きく変化したなと感じています。とれるうちにリスクをとれるようになったことは、僕にとって大きいです。


自分でイベントを企画してみる

今でこそ、ボドゲ会をまれにしたり、イラストを用いたイベント企画をしたりしますが、一番最初に自分1人で企画したのは
2019年1月のボドゲイベントです。

そのときのイベントチラシ
文字の大きさとか気になるところがちらほら

地元でもう使われてない建物の空き部屋があり、何かに使えないか、という話があって、初めて企画したものです。その当時からちょっとずつですけど、人の繋がりも増えてきていたので、若干イベント集客を舐めており、4〜5人でもくればいいや、と思っていたら、結果はイベント広報に協力してくれた人2人のみ。広報も2週間前くらいからしかしてなかったので、当然と言えば当然の結果なんですけど。

照明がなかったので、工具用照明を拝借

これは結構ショック受けましたけど、改めてイベント企画や集客の難しさを痛感しました。準備期間をしっかりとることや、チラシの工夫、集客の声かけなども見直すきっかけになりました。
1人でやると、こんなに考えることあるんだな、とも思いましたし、イベントまでの全体の流れを見る力を養いつつ、個人的には挫折したことが大きな経験になっていると思います。

思えば、学生時代や社会人になってからもイベント自体は関わってきたことありますが、その時はブランドの力が強かったんですよね。
大学やサークルのブランド、会社のブランド、それ自体に集客力があって。
それが個人になると一気に無くなるので、必要な準備や考えることも増えます。

成功したら、それはそれでいいですし、それでも反省点は出てくると思うので、そこを軸に考えることはあるはずです。


行きつけの店を作る

嫌な気持ちの時に愚痴りに行ったりとか、逆にいいことが会ったときに報告しにいったり出来る、そういう場所があるといいと思います。ふらっとすぐ立ち寄れるのが理想的ですね。
気持ちの吐露してリセットしたり、喜びを共有できる、そんな駆け込み寺みたいなものです。

できれば、ある程度常連さんがいて、コミュニティができているお店がいいと思います。僕はそこから、地域の顔馴染みが増えて、日中遊んだりとか、他の仕事やイベントなどに繋がることもあります。

お得意様じゃないですけど、お互いに信頼関係が持てるようなお店があると、知り合いに地元でどこか連れていくときにも困らないですし、何かやりたいことがある時の会場だったり、力になってくれることもあります。

まぁ、あんまり考えずに好きでそのお店には行ってるんですけどね。
僕は地元によく通っていたジャズバーがあるんですけど、そこのピアニストさんやマスターには親身になって、もらっていました。
会社員時代に仕事が忙しかった時は、週末にワインを空けて、ベロベロになり、マスターに「お店泊まっていきな!」って言われたことちらほら笑

ピアニストさんは、リクエストすると、即興で引いてくれる凄腕の方が働いています!(実はちょっとバズったりしてたり)


副業・自分の事業を始める

まだ社会的には、副業が出来る会社は少ないと思いますが、副業することの利点は、お金を稼ぐことだけではないと考えています。
会社外の経験値を積むこと、人脈が増えること、自己肯定感を強く出来ること、などなど。

事業を始めることは、自分で、どういう値段にするかとか、どういう人に買ってもらえるか、など、イベントを企画することと通じるものもありますが、価値を生むための試行錯誤をしなければなりません。そういった経験は、回り回って、会社内で仕事する時にも必ずといっていいほど、活きてきます。

仕事でポスターを考えるときや、イベントを行う際に、どういう人をターゲットにして、どんな人が見るかを意識しながら作ることができるようになりましたし、取引先への連絡の仕方や交渉ごとも、副業として会社外の人とやりとりしていた経験があったからこそ、話がしやすくなりました。


やりたいことを口に出す・発信する

本当にやりたいことって案外口にすることって結構はばかれるんですよね。でもできることなら、どんどん、これやりたい、あれやりたいって口に出していった方がいいと思います。
言霊的に言った方が実現しやすい、ってわけではなく、人に話して「あ、この人こういうことしたい人なんだ!」って思われた方が、やりたいことの情報が入ってきやすいからです。

僕は、4年前くらいは、ゲストハウスやりたい!ってずっと言っていたので、ゲストハウス系のイベントの話やワークショップ、空き家の話などなど、興味ありそうなことを教えてもらう機会も多くなりました。
やはり、何をしたい人なのか認知されている方が、欲しい情報が集まりやすいものです。

ただ、気をつけて欲しいのは、口にしたからと言って、必ずやらなければいけないわけではないので、それに縛られて苦しまないようにしてほしいと思います。
僕は4年前からゲストハウスやりたい、と口にしながら、「言ったからには早く実行しないと!」と考えていました。その考え方が、返って苦しくなってきたので、今は比較的にゆるいスタンスで、タイミングが合う時にやれたらくらいの気持ちで、やりたいことを口にしています。


以上、すぐできるところから、マインド的なところまで書いてきましたが、こう言った経験を踏まえて、今の自分があります。
これから30代になってからも、こういう行動はベースにあると思いますし、更新されることもあると思いますが、ワクワクする気持ちを大事にしながら、今後も色々挑戦しながら生きていきます。
30代も楽しむぞ!!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?