自分の気持ちに正直に生きたい
2021年ももう終わりですね。
仕事納めはまだですが、今年は僕にとっても、大きな転換点になった年だと思い、久しぶりにnoteを書くことにしました。
前職から今に至るまで、紆余曲折しながら、今があって。
少し長くなりますが、どなたかの暇な時間の読み物になれば幸いです。
公務員が一番いい仕事
小学生になる頃ぐらいからは、親から
「将来は公務員になるのが一番」と言われてきて、
当時の小学校の卒業文集の将来の夢には
「公務員」
と書かれていました。
(多分その頃はなりたいものが思いつかなかった)
よく言われていたのが「普通が一番」「安定が幸せ」
多分ほんとによく言われたんだと思いますが、
漠然と僕は「普通」や「安定」ということに嫌悪感を持っていました。
(今もあんまり好きじゃないです笑)
なんか親の敷いたレールに乗るのが嫌だったんです。あなたはこうなるの、って親に決められているみたいで。
逆に、実はテレビやエンタメ業界といった、目立つ仕事に惹かれていました。
そのため、中学から実際に就職活動するまでの間までは
「公務員には絶対ならない!」と言って、よく親と喧嘩し、その度に
「安定が一番いいんだから!そんな仕事なんてできるわけないじゃない」とは言われました。
お互い負けず嫌いで頑固なので、そのまま口をしばらく聞かない、なんてこともざらにありました。
挑戦しなかったことへの後悔
そんな僕も大学生の就職の時期を迎えます。
実は当時、1年ほどですが、アカペラバンドのタレントとして事務所に所属していました。(その事務所はもうないですが)
そのため、食べていけるかについてはわかりませんでしたが、活動を続け、就職もしないつもりでした。自分なりにどこまでやれるか挑戦してみたい、と考えていたんです。(ちょうどアカペラグループのリトグリがデビューするかぐらいの時期)
親はバンド活動していても就職はしっかりするものだと考えていたので、就職シーズン入ると、就職しないことについて、家族会議になりました。
食べていけるか、当時の彼女を将来養っていけるのかなど、僕自身も不安があったことから、最終的には僕が折れて、バンドを抜けることになります。
将来のことは正直わかりません。もちろん売れた保証なんてないし、生活の苦しいものになっていた可能性もあります。
ただ、これは自分にとっては、挑戦しなかったことそのものに対して、自分の中で後悔がドッと残りました。憧れていた舞台がありながらも、最終的には怖気付いて踏み出せなかったこと。
だからこそ、今は「自分のやりたい気持ち」には正直になって行動する、ことが多いと思います。
出遅れた就職活動
上記の通り、事務所のアカペラバンド活動することを考えていた僕は、就職の準備があまり整っていませんでした。
志望していた業界はエンタメやイベントで、既に選考は進んでいたし、ESを送っても通らないことが多かったです。
就職活動を支えてくれていたのが、当時の彼女。
そのため、彼女との今後を考えたら、「やっぱり安定の方がいいのではないか」という考えに至り、ガラッと公務員志望に変えることにしたんです。
(もちろん、志望するからには、地域イベントを考えたい、などやりたいこともちゃんと考えてましたけど)
学生時代は本当に自分の気持ちベースで考えてない、という反省が多いです。
結果的には、公務員試験間近で彼女とも別れているので、試験間近はだいぶメンタルが死んでました。
「いや、自分何がしたいんだっけ、、」みたいな自問自答とか夜中にしたりして、、。
このまま落ちたら、マジで何にも残らなくなる、と最後死に物狂いで頑張りましたが。
何が出来て、何がしたいのか
自分のやりたいことを諦めたり、曲げてしまったことから、社会人になってからは仕事をしながらも
「自分がやりたいこと」
について、よく考えていました。
アカペラライブしたい、ゲストハウス作ってみたい、英会話習いたい、日本中旅行したい、色んな人と会って話してみたい、きれいな写真撮れるようになりたい、占いを学んでみたい、自分のスキルで仕事してみたい、などなど欲が尽きません。
そのため、仕事終わりに、ちょこちょこ色んな業界のイベントに行ったり、セミナーに行ったり、ビジネスについて学んでみたり、などを2〜3年くらいしていました。
仕事終わって、県外までイベントに行き、終電で帰ってきて、また朝に仕事にいく、なんてことも結構やってました笑
今の仕事の軸にもなっている「グラフィックレコーディング」もその過程の中で出会ったスキルです。
イベントやセミナーで知り合ったフリーランスとして挑戦している方々、また、全国で活動を広げている公務員の方々からはかなり刺激をもらいました。かっこいいな、と思う人にたくさん出会いました。
みんながどんどん進んでいっている中で、「自分もやっぱり挑戦がしたい」。
平たく言ってしまうと、転職をして、今のライフスタイルを送っているのはそれが理由の一つです。
「安定」ではなく「挑戦」
「辞めなきゃよかったのに…」とは絶対言われたくなかったので、今度はしっかり頑張ろうと決めています。そういう気持ちで、まずは2021年を過ごしてきました。
自分にとっての2021年
そんな2021年ですが、僕にとっては「調整」の1年だったと思います。
親との関係、地域との関係、仕事、スケジュール管理や、自分のメンタル、生活リズムなどなど
特に、親とはめちゃくちゃ揉めましたが。今となっては、平行線というか、たまに小言を言われるくらい笑
3月末に公務員を退職し、4月から兼業フリーランス状態になったことから、生活はガラッと変わりました。
(一人暮らしも始めたので、それもありますが)
今は、生活資金を維持しつつ、自分のやりたいことなどを思いつくままにやれていると思います。
ただ、4月当初は、仕事に限らず、色々とやりすぎになりがちなので、身体が追いついて来ず、疲れからか、家にいる時はもぬけのからのようになっていました。(時期が時期なので、あんまり言ってはいませんでしたが)
カレンダーは予定でビッシリになり、仕事の調整がなかなか、効かずにご迷惑かけたり、感情が不安定になってご迷惑かけることもあったなぁ、と反省してます。来年はやりたいことをしつつも、もう少しバランスをとれるようにします。
細部については、抽象的にしか書けないところもありましたが、今に至るまでをまとめました。もしかしたら、後に記事を消してしまうかもですが。
親とも揉めてきましたが、別に親が悪いとか、安定が悪いとかではなく、単純に価値観の相違の問題だと思います。
親は「安定」が一番大事だったし、僕は生活の中で「挑戦」や「変化」が大事になってきたわけなんですが。
僕自身の活動の原動力は「自分の気持ち」にしつつ、「使命感」にならないように。「やりたい」が「やらなきゃ」にならないように注意しつつ、2022年もがんばります。
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