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考える下地を育てる

人間的な魅力は置いといて、能力の高い低いに関しては考える下地ができているかどうか、ここに尽きると思うんです。

何か失敗をしたとき、考える下地があるかないかで取る行動が違ってきます。

例えば忘れ物をしたとしましょう。考えない人の頭の中は忘れ物してしまった、残念だなという感情が出てくるだけです。

しかし、考える下地がある人は、忘れた原因について考えます。その原因を改称すべく、メモを取るようにするなどの対策を立てます。

考える下地とは、かっこいい言い方をするなら、PCDAサイクルを回せることです。ビジネスだけでなく、普段の生活でもこういった思考ができる人は自分の中でどんどん行動を検証できるので能力が高くなるのも当然です。

世の中のある程度の人は、無意識のうちにPCDAサイクルを回していると思います。しかし、中には何度教えても同じミスをしてしまったり、成長速度が人と比べて遅い人もいます。

あまり他人のことを悪く言いたくはないですが、後輩にもちょっと要領が悪いのかなという子はいます。ただ、その子はとても一生懸命頑張っているのでこちらも根気強く教えようと思っていました。

しかし、いくら小手先の部分を教えても、考える下地を育てなければ意味はないのかもしれません。考える下地さえ身につければあとは放っておいても伸びていく、そんな気がしています。

要領の悪い人は、要領の良い人と比べて、考えるというプロセスに置いて手を抜いているのかもしれません。

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