質問するだけ偉い

質問するだけ偉い。ゼミの発表や何らかのセミナーで質問する人を見てそう思う。特に、1発目に手を挙げる人はすごいと思う。なかなか勇気がいるもんだ。

私も第一歩目の質問するというところはできるようになった。しかし、今後は質問の質を上げていきたいと思う。

質問の中にも種類がある。初歩的な質問、関係のない質問、鋭い質問などなど。聞き手の知識量や思考の鋭さによって質問の質が変わってくる。

誤解のないようにいっておくと、質問するだけで偉い。偉いんだけど、もう修士2年だしもう一歩上のレベルの相手の思考を活性化させるような質問を目指していきたいということだ。

質問する時に何を考えていればいいのか?生物学においてはティンバーゲンの四つのなぜ?という考え方がある。

例えば、ホタルが光るという現象についてティンバーゲンのなぜを投げかけてみると、進化の過程でいつから光るようになったのか?どのような仕組みで光っているのか?といった問いがパッと浮かんでくる。

ティンバーゲンのなぜを生物学以外にも応用することができれば、日常会話でも相手の話題を掘り下げたり、広げることができるかもしれない。

何にせよ、質問することは相手に興味があるということを示す態度だ。質問することを恐れてはいけない。

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