【セラピードッグへの道】ゴールデンドゥードル ふぁん太の訓練に密着!②
山梨セラピードッグクラブです。
基本訓練を終え、セラピードッグ認定に向けて、ゴールデンドゥードルのふぁん太くんのセラピーコース訓練が始まりました。
YouTubeで「セラピードッグへの道」として、訓練の様子をお伝えしています。こちらのブログでもご紹介していきますので、どうやって当クラブのセラピードッグに認定されるのか、そのプロセスを一緒に体験していただければと思います。
ふぁん太くん紹介
ゴールデンドゥードルの大きさはスタンダードで、大きな男の子です。
現在、1歳4ヶ月。まだまだやんちゃ盛りです。
しつけ教室 基本訓練科目ご紹介
セラピードッグ認定を目指す訓練は基本のしつけ講座でもご紹介している基本訓練科目を強化していきます。
今回は「待て」がメイン
今回の訓練は「待て」をメインに行いました。
今回のチャレンジはふぁん太を見ずに「待て」で待機すること。
はたしてちゃんとできるようになるのでしょうか?
まずは脚側行進から
まずは訓練の基本で、前回重点的に訓練した「脚側行進」から行いました。
リードを付けて常歩で行い、そこでも「待て」を取り入れます。
ふぁん太を見ずに待てにチャレンジ
ここでふぁん太を見ずに待てすることにチャレンジしました。
停座(スワレ)して、マテを命じ、ふぁん太から少し離れます。
「見てはいけない」と言われても「見たい・・・笑」というママさん。
気持ちは分かりますが、ふぁん太を信頼して、見ずに待てに挑戦します。
たまにチラチラと見てしまいますが、無事に待つことができ、脚側行進で元の位置に戻ります。
もう一度チャレンジ
もう一度チャレンジしますが、動画を撮っているカメラが気になって立ち上がってしまうふぁん太。そういうときは間髪入れずに「いけない」と叱ります。もう一度、スワレ、待てをしますが、動いてしまいます。
今度は声色を変えて、強めに「スワレ」「待て」を命じて、犬に真剣さを伝えるようにします。
ちゃんと停座してマテの姿勢になりましたが、ついついふぁん太を見てしまうママさんです。見たい気持ちを抑えて頑張りました。
さらに同じ動作をもう一度
さらに同じ動作をもう一度行います。脚側行進してからの停座して待て。
今度はふぁん太を見ずにスッと離れられました。
離れたところから、マテを入れて、ふぁん太の周りをまわります。しかし立ち上がってしまったり、遊びたそうにするふぁん太。
様子を伺いつつもう一度停座させて、「マテ」をしてふぁん太の周りをまわります。今度は成功!よく褒めます!
ただしこういった際に褒め過ぎは厳禁です。褒めることは大事ですが、適度に2回ほど犬の前胸部を撫でます。褒めるときは「良い子だね〜」などと激励付も入れるようにします。
立止(立って待て)の訓練
次は立止(立って待て)を行いました。
立って待てをするときは、4本の脚で立った状態で犬のキ甲部をおさえます。ふぁん太は構ってほしそうに手を出したりしますが、何度か挑戦します。一歩前進しながら「立って待て」を繰り返します。
犬の集中力がないとき・・・
訓練をしているとき、愛犬がどうしても集中していないなというときもあると思います。今回のふぁん太もカメラが気になったり、ママさんに遊んでと手を出したり、集中がないときがありました。
そんなときは、脚側行進をテンポ良く行い、今は訓練中なんだ、ということを気づかせ、訓練モードに切り替えます。声の出し方なども普段と変えるとより良いと思います。厳しくしすぎず、できたときはちゃんと褒める、というメリハリも大事です。
集中の切り替えを行ったあとは、先ほど行った停座→待て→ふぁん太の周りをまわるという動作もきちんとできました!
最後に長めの待てにチャレンジ
最後に長めの待てにチャレンジしました!
すっかりふぁん太を見ずに待てすることができるようになったママさんです。そしてふぁん太も車が横を通っても動じずに待っています。
中村先生からも「こういう関係を覚えましょう。マテと言ったらずっと待っているよ」とコメントありました。信頼していない気持ちは犬にも伝わってしまうので、できると信じて待つことも大切なんですね。
最後にちょっとついついふぁん太を見てしまうママさんですが、中村先生にも諭されて、ふぁん太の周りをまわって止まってよく褒めます。(適度に!)
元の位置に戻って訓練は終了です。おつかれさまでした!
これからセラピードッグ認定に向けて、頑張っていきますので、応援よろしくお願いいたします!
動画はこちらからご覧ください。
※動画内で「ファンタ」と記載していますが、正しくは「ふぁん太」です。
ママさん、ふぁん太くんごめんなさい!