セラピードッグへの道①どうやったらセラピードッグになれるのか?
山梨セラピードッグクラブです。
全3回にわたって、山梨セラピードッグクラブ認定のセラピードッグになるための訓練から活動内容までをご紹介します。
人にやすらぎを与えてくれる素晴らしき犬、セラピードッグ。知っているようで知らないセラピードッグの秘密をお伝えします!
山梨セラピードッグクラブ認定のセラピードッグとは
セラピードッグとは、どんな犬かというと老若男女問わず、対象者が健常者の場合、障害者の場合、健常幼児、障害をもった幼児など、いかなる相手でも冷静に対処でき、相手に対し、親愛の瞳で見つめることができる、それがセラピードッグだと思います。
山梨セラピードッグクラブの場合は、すべてオーナーハンドラー(飼い主が指示を出して訓練やデモンストレーションなど行うこと)で活動しています。飼い主の皆様の手で愛情たっぷり育てられた飼い犬だからこそセラピー活動に参加することができるわけで、あとは訓練をしっかり覚えてもらえば良いのです。
訓練や活動を教えるのは当クラブ代表の中村幹です。訓練士生活55余年、訓練競技会、日本CH展覧会(日本CH獲得25頭)、警察犬出動歴25年、などの経験により独自の訓練法を開発し、セラピー活動のセラピードッグの訓練法を日々研究しております。訓練を飼い主の皆さんが自ら教え込むことが大事で、そのことにより愛犬の資質の高さを改めて知ることができると思います。
どうやったらセラピードッグになれるのか?
当クラブでは、まずしつけ教室を受講していただきます。教えることは基本訓練科目7科目を含む13科目ほどです。習得できたかの確認を行う認定試験を受けていただき、クリアすると当クラブ認定のセラピードッグとして活動に参加することができます。
訓練を教えるなかでは、一つ一つ細分化しながらゆっくり教えます。飼い主の皆様も犬も、我慢強く、集中性を身につけることが大事です。当クラブでは今までに31犬種、71頭の認定犬を作出しております。(2022年4月現在)飼い主の皆様がセラピー活動へのご理解と訓練への情熱があれば必ず優秀なセラピードッグになりますし、私たちもしっかりとお手伝いいたします。そして毎年更新試験を重ねて3年目には最上級更新資格を取得し、最終的には完璧なパートナーになるでしょう。そのことが最大の目的です。
現在セラピードッグ目指して訓練中のふぁん太(※画像や動画で「ファンタ」と記載していますが、正しくは「ふぁん太」です)の記事もご参考にしてみてください♪
※こちらの記事は山梨発の動物と暮らす人のためのライフスタイルフリーマガジン「BUDDY」に掲載した内容の再編集・再掲載となります。
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