初心者のための犬講座⑪引っ張り癖の直し方
山梨セラピードッグクラブです。
初心者のための犬講座として、飼い方、しつけのポイントなどを紹介していきます。
初心者の方はもちろん、すでに飼われている方にも読み応えのある内容を掲載します!
はじめに
愛犬を初めて運動に連れ出したとき、段々と慣れてくると、次第にリードを引くようになります。これが引っ張り癖の最初の行動です。
飼い主の方が、運動時は犬は引っ張るのが当たり前と思うか否かで、その先のしつけが全然変わることになります。
引っ張り癖が始まったら・・・
引っ張り癖が始まった場合は、まず最初は自由にスタートさせます。動きによってはロングリードを使います。ロングリードの末端を持つと、今まで強引に引っ張っていた犬が、気の抜けたように引くことをしません。これが犬の心理です。
リードでは強引に引く犬であってもロングリードの末端を持った瞬間「立ち止まるくらい」極端に引くのをやめます。
なぜ引くのをやめるのかというと、リードを引くに当たって、飼い主の方の引き具合に合わせて犬が引っ張る感じがロングリードでは全く違うので引くことをしなくなります。
このことを踏まえて、通常の長さのリードに変えてからは、リードを張ることなくゆるめに持つことを心がけてください。しばらくはこちら(飼い主)のペースで歩き、犬を先に出さずに、方向を変えます。極端に方向変換ができればさらに良くなります。簡単にはできませんが、頑張った分だけ愛犬は良くなります。
おわりに 犬に追従せず逆行動をとると犬は考えるようになります
犬が真っ直ぐに進むので、これに反して人は真後ろに進む、あるいは真横に進む。このように犬に追従せず。逆行動をとることにより、犬は考えるようになります。犬との知恵比べです。頑張ってください!
※こちらの記事は山梨発の動物と暮らす人のためのライフスタイルフリーマガジン「BUDDY」に掲載した内容の再編集・再掲載となります。
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