しつけ講座①停座(スワレ)編
山梨セラピードッグクラブです。今回は「いくらしつけをしても身につかない」そんな飼い主さんのために、知っているようで知らなかったしつけ方法を伝授!これを読めば新発見があるかもしれません。
コミュニケーションの第一歩 基本の停座からはじめよう!
まずは基本中の基本。停座(スワレ)から。「うちのコだってスワレくらいできる」という人も、基本に戻っておさらいしてみましょう。
ポイントは、おやつなどを極力使わない訓練を心がけること。きっかけで使う程度なら良いのですが、継続的に使うと飼い主さんより、おやつに集中するようになり、複雑な指示になればワンコが理解できなくなるからです。今までおやつなどでしつけをしていた人も、いかにそれらを減らしていくかを意識して訓練をするようにしましょう。飼い主さんの指示に応じたときは大袈裟なほど手や言葉で褒めてあげてください。
それと、しつけの年齢ですが、近年、若ければ適応能力も伸ばしやすいということから、4ヶ月くらいの仔犬の時期から始めることが多いですが、成犬でも愛情をもって根気強く接することで、充分訓練は可能です。
停座 ポイント1
右手にリードを持ち「スワレ」の声と同時に右手を上げ、左手で軽く尻を押さえる。力加減は上に8、下に2
停座 ポイント2
上がった右手に犬が注目したとき、自然に顔が上向きになり尻が下がり、スワレの状態になる
停座 ポイント3
左手で強く抑えすぎると、かえって犬は尻を上げようとしてしまうので力加減に注意
過去にBUDDYさんのYouTubeでも特集いただきました。
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今回のまとめ
「スワレ」の訓練はワンコと対面する形で行われるのが一般的ですが、飼い主さんの左側にワンコがいるという、訓練の基本位置で行うようにしましょう。停座「スワレ」の指示の際、両手の力加減は8対2で。リードを持った手を上にして8、反対側の手で、おしりに手を添える程度で2です。
幹先生のコラム 〜叱り上手より褒め上手〜
犬を褒めるときは前胸部をよしよしと心を込めて大袈裟すぎるほど愛撫してあげましょう。多くの飼い主さんは褒め方が足りません。しつけをする際、飼い主さんは叱り方を知りたがりますが、褒め方を覚えるほうが大事。早い時期に飼い主さんの手や言葉で褒めてもらえることが喜びとなるように仕向けたいものです。
マガジンでまとめているので、ぜひ他の講座もご覧ください!
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