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慢性期から回復期に移るときのチェックポイント

慢性期は、一見すると元気そうに見えます。

「あれ? もう学校行けるんじゃない?」
「もうすっかり元気だわ」

笑顔も増え、家族との会話も多くなってきている。

そのような状態が慢性期の特徴です。

慢性期と回復期の違いは、”行動しているかどうか”です。


(慢性期や回復期についての説明はこちらの動画をご覧ください)

慢性期は、元気そうにしているものの、なにか行動に移すことはあまりないです。

回復期になってくると、習い事を始める。別室登校をしてみる。
学校へ行くようになる。フリースクールへ行く。

などなど、行動がともないます。


では、慢性期から回復期へ移行するにあたり、どのようなことをすればいいのでしょうか?
ただ、黙って見守るだけで、回復期にうつっていくのでしょうか?

そのポイントについて今回は解説をしていきます。


暇を感じているか?


行き渋り期、混乱期は、とにかくもがいている状態。
溺れていて、必死に水面から顔を出そうとしているときです。
当然、余裕はありません。

けれど、慢性期くらいになると、だんだん落ち着いてきます。
現状を受け容れ、家にいるのが当たり前になってくる。

すると、だんだんヒマを感じるようになります。

「ヒマだなぁ」
「なんだかゲームも飽きてきた」

みたいなセリフは、回復期へ向かっていく予兆になります。

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