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慢性期の子が回復期に移行するために出来る10のこと
「慢性期から回復期にあたってなにをしたら良いのでしょうか?」
「出来ることはありますか?」というご質問をいただきました。
そこで今回は、慢性期の子が回復期に移行するときにできる事を10個ご紹介いたします。
(慢性期や回復期については下記の資料や動画をご覧くださいね)
慢性期になってくると、だんだん子どもの表情も柔らかくなってきます。親子での会話も増えていき、外へ出ていくこともあるでしょう。
ただ、親御さんの心配としては、いつまでこの慢性期の状況が続くのかと言うことですよね。
行き渋り期や混乱期に比べると、とても落ち着いている我が子を見ているとほっとします。しかし、そんな状況がだんだん長くなってくると、「いつになったら行動を起こすのか?」という思いに駆られます。
学校に行く行かないだけではなく、例えばフリースクールに行ってほしい。習い事に行ってほしい。何か自分でやりたいことを見つけて欲しい。
何か未来へ向けて行動してほしいと思うのが親心でしょう。
ただ手をこまねいて、回復期を待つのはジリジリしてしまいます。
そこで、今回は、具体的にできることをご紹介していきます。
お子さんによっては、「やりたくない」と言う子もいるでしょう。無理をさせる必要はありません。慢性期はあくまでエネルギーを回復する時期です。まだまだ行動する力が蓄えられていない子もいます。
そのため、何とかしてやろうと力むことなく、できることから始めていって下さい。
家事
「自分は人の役に立っている」という貢献感を持つことが自信につながります。特に不登校の子は、自分なんて何もできないと思いがちです。
「ありがとう。助かったよ」この言葉だけで嬉しくなる子も多いでしょう
簡単にできることで言うと、家事やお風呂掃除ですね。
けれど、子どもにとってはあまり楽しいものではありません。
そこでオススメなのがゲーミフィケーションを活用すること。
以前の記事でご紹介したように、ゲームの要素を入れることで子どもは楽しんで取り組むことができます。
家事の場合だと、オススメなのは「スキル修得」と「タイムアタック」ですね。
家事に必要なスキルをお子さんに掲示します。
たくさんの方々に届くように、マニュアルや資料などをどんどん作っていきます。できるだけ無料で公開できたらいいなと思っているので、「役に立つ」「参考になった」と思ったら、投げ銭お願いいたします。