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子どもが不登校である自分を受け容れるために出来ること


混乱期から慢性期に移行するときのポイントは、「子ども自身が自分のことを受け容れることが出来るか?」です。

混乱期の子は、まだ自分が不登校であることを受け容れることが出来ません。

「こんなのは自分じゃない」
「学校へ行けないのは誰かが悪いんだ」
「今の自分は、恥ずべき存在だ」
「自分は普通じゃない」

学校へ行けなくなったことに混乱し、いろいろ考えてしまいます。

そのため、不登校と言われることを極端に拒絶したり、周りにバレたくないから外へ出られないことも多いです。


学校へ行けていない現状を甘んじて受け容れる。


それが出来るようになれば、慢性期へと移っていきます。


ただ、「子ども自身が自分を受け容れる」っていうのがなかなかハードルが高い。特に、息切れ型の子は、完璧主義傾向が強いため、自己嫌悪が強くなります。ダメな自分を受け容れることが出来ません。


この受け容れられるかどうかは、不登校の子にとって大きな分岐点です。ここが出来ないと、不登校で何年たっても状態は変わりません。ずっとしんどい状態が続き、自己嫌悪から逃れるために現実逃避をしていきます。

では、どうすれば子ども自身が自分を受け容れることが出来るようになるのでしょうか?

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