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不登校の保護者がやってはダメな20のこと

お子さんが不登校になると心配になりますよね。なんとかしたいと思うし、なにが出来るだろうと悩みます。

そこで、「手放す」ことで不安が減る20のことをまとめました。


不登校に愛情不足など関係が無い

不登校は、親の愛情不足なんかではありません。ただ、学校に合わなかっただけです。クラスの人間関係が合わなかった。先生と合わなかった。学校というシステムに合わなかった。

いろいろな原因がありますが、「親の愛情不足」などという曖昧なもののせいではありません。もしかしたら、関わり方で改善したほうが良いことがあるかもしれません。でも、それはこれから取り組んでいけばいいのです。変えていったいいのです。これまでのことを後悔しても仕方がありません。愛情不足なんて、関係ないですよ。

□ 愛情不足が原因だと思うことをやめる


犯人はどこにもいない

学校や先生
クラスメイト
子ども本人
親(私自身や旦那)

不登校になる原因は様々です。人間関係や本人の性格や特質、学校の環境など。ただ、だいたいの場合は複合的です。「これが悪い」という分かりやすい原因はほとんどありません。(いじめや暴力などの場合は除きます)

また、原因を探したことで学校へ行くようになることは少ないです。そのため、原因を把握する必要はありますが、原因探しに躍起にならなくても良いです。

□ 犯人捜しをやめる


誰も責めない


「私の関わり方が悪かった」「先生の対応の問題」「子どもが甘えているから」

ついつい誰かを責めてしまいます。けれど、不登校は追突事故のようなものです。運が悪く、学校へ行けなくなってしまっただけです。先生が合わなかった。しんどいことがあった。人間関係で合わない友達がいた。いろんな原因があって学校へ行けなくなってしまったのです。誰かが悪い。なにかが悪かったというものではありません。

□ 誰かを責めるのをやめる

学校以外でも、学ぶことはできる

学校は行ったほうが良いです。けれど、行かなくてもいいとも思います。学校は、ショッピングモールみたいなもので便利なのですよね。勉強は教えてくれるし、友達もできる。運動もできる。でも、それ以上でも以下でもありません。

ショッピングモールがなくても買い物が出来るように、学校がなくても勉強はできます。友達を作ることもできます。ただ、学校がないと不便です。学校へ行かないと、機会がなくなるわけではありませんが、機会が減ります。
友達をつくるのも大変。勉強も自分でするか塾へ通う必要があります。でも、それだけです。

泣き叫びながら無理矢理に行かせるようなところではありません。無理をさせないほうが、むしろ学校へ行くようになることもあります。是が非でも学校へ行かせるというのは子どもを傷つけ、親子の信頼関係を崩すだけなのでやめましょう。

□ なんとかして学校へ行かせるのをやめる

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