見出し画像

完璧主義でこだわりが強い自分が、子どもの前で適当な自分をさらけ出せるようになった理由

不登校の保護者さんに、「お子さんのあるがままを受け容れてください。ただその前にまずはご自身のことを受け容れることですよ」と、ことあるごとに言っています。

僕自身、完璧主義でこだわりが強い人間でした。

周りの意見は聞かないし、ゼロかヒャクかで考える。

いろんな人から「極端ですよね」と言われます。

ずっと自分が嫌いでした。自分がイヤで、変わりたいと思い、自分を憎むことすらありました。

自己嫌悪の塊のような僕がどのようにして自分を受け容れることが出来たのかについて今回はご紹介いたします。


自己受容は、難しいことじゃない


・自分のことが嫌いだからなかなか自分のことを受け容れられない。
・自己受容したら、努力しなくなってしまう気がする。
・「自分はダメだ」という危機感を原動力にしているから、「ありのままの自分で良い」と思ったら、なにも出来なくなるように思える

このように感じているかたにとっては、今回の記事を読むと、自分を受け容れることの本当の意味と必要性が理解していただけると思います。

自己受容って日本人にはなかなか難しいのですよ。

真面目で、出来ないことに意識を向ける性質があるので、「出来なくてもいいよね」ってなかなか思えない。

でも、実は自己受容が出来るようになるのはそこまで難しいことではありません。

概念さえ理解できれば出来るようになるのです。

僕のストーリーを読んでいただければ、「あぁ、なるほど。そういうことか」と分かっていただけるのではと思っています。


2記事以上読むなら定期購読がお得!

こちらの記事は500円です。他の記事もほとんどは500円くらいです。

定期購読をしていただくと、当月に発行しているすべての記事(一部、動画コンテンツを除く)を読むことができます。2記事以上読むと元がとれます。

毎週火曜日と金曜日に記事を更新。月9本ほど発行しているので、1記事 100円ほどでお読みいただけます。実際に全部の記事を購入すれば、4,500円ほどにもなるのが980円で読むことができます。3,000円ほども安くなるのですっっ!!!!!!(記事によって料金に差があるので差額は目安です)

定期購読をしていただくと、申し込んだ月から発行される記事(マガジンの記事)はすべて無料で、何度でも読むことができます。7月にお申し込みいただくと、7月以降発行の記事はすべて読めます。しかし、6月以前の記事は有料になってしまいます。

「読む時間がないわ」「毎週読めない」としても、もし「いつか時間が空いたら読みたいな」と思うのであれば、早めに定期購読されるのがオススメです。雑紙や新聞のように置き場所や処分に困ることもありません。

[定期購読マガジン]
知っておきたい不登校のこと。


このままじゃダメだと思っていた


ずっとね、自信がなかったのです。
自分が嫌いというより、「このままじゃダメだ」って思っていました。

危機感ですね。

ずーっと、不安でした。
「今のままじゃ、終わってしまう」と。

僕は、「何者でもなく死んでいく」っていうのが、圧倒的な恐怖でした。

成果を出さないと生きている意味がない。くらいに思っていたのです。


今思い返すと、親に認めて欲しかったからなんだろうなぁと思っています。

僕は、自分の周りに「自分のことを分かってくれる」と思える人がいませんでした。

親は理解しようと思っていてくれたと今では思うことができます。

でも、当時はそのように感じることが出来なかった。


危機感が原動力

ずっと孤独でした。

「認められるためには、ガンバるしかない」と思い、ガムシャラに努力していました。

僕が努力したのは、基本的に危機感からです。

「このままじゃヤバい」「結果を出さないと!」という恐怖心からです。

原動力が恐怖心と危機感からでした。


中学の途中くらいまでは、その戦略でうまくいったのです。

努力すればその分だけ成果として返ってきました。

勉強した分、成績も伸びました。


けれど、だんだんうまくいかないようになってきたのです。

努力した分量に比べて、成果が出ない。伸び悩んだのですね。

特に、野球です。野球に関する知識はほとんど網羅し、トレーニング学や栄養学も学びました。

自分なりに出来ることはすべてやっているのになかなか成果に繋がらない。

なにより、自分が「こうだ!」と思ってやることが、まったく誰にも理解されない。

「あいつ、また変なことやっている」と、どんどん孤立を深めていく。

誰も理解してくれないことにより、僕は心のシャッターを閉じ、誰とも話さなくなりました。

自分は間違っていない。自分を理解しない周りが悪いんだ。と、思っていました。

不安な気持ちに押しつぶされる


心が折れたのは、高校へ進学してからです。

ここから先は

4,795字
この記事のみ ¥ 500
期間限定!Amazon Payで支払うと抽選で
Amazonギフトカード5,000円分が当たる

たくさんの方々に届くように、マニュアルや資料などをどんどん作っていきます。できるだけ無料で公開できたらいいなと思っているので、「役に立つ」「参考になった」と思ったら、投げ銭お願いいたします。