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ガンバらないという生き方。脱・完璧主義を目指す。
「これからはな、毎日寝る前に、自分がその日頑張れたこと思い出して『ようやったわ』ってホメや。一日のうち、絶対一つは頑張れてることあるから、それを見つけてホメるんや。一日の最後はな、頑張れんかったこと思い出して自分を責めるんやなくて、自分をホメて終わるんやで。そうやってな、頑張ったり成長することが『楽しい』ことなんや、て自分に教えたるんや」水野敬也. 『夢をかなえるゾウ』
無理して頑張るのは悪だと思っている。
僕は、子どもたちには頻繁に「がんばるな」と言う。
特に日本人は、頑張るというのが好きだ。
努力することは悪くない。
けれど、頑張るには「無理して」という枕詞がつく。

筋トレで考えるとわかるけれど、必要以上に頑張りすぎると怪我をする。適切な負荷と言うものが必要。
でも僕たちは、手を抜くと言うことを教わっていない。
真面目な人ほど、どんなことでも無理をしてガンバってしまう。
すると、ある日突然、燃え尽きてしまう。
すべてをやめてみる
手を抜くのが難しいのであれば、いっそ全てをやめてみるのも手だ。
子育てがしんどくなったら、やめてみる。
一気に全部止めるのは難しいかもしれない。けれどできるだけ、全てを手放してみる。すると案外、やらなくてもいいんだっていうことに気がつく。
真面目な人ほど完璧主義にとらわれてしまう。
僕も同じ。
YouTubeを継続するためには、いかにして手を抜くかだと思っている。
専業YouTubeならまだしも、他に仕事がある中でYouTubeを継続していくのはなかなか骨が折れる。
僕は、動画の編集には10分以上かけないことにしている。
けれど、ついつい気がつくとテロップを入れたり、凝った編集をしたくなってしまう時がある。
手間をかけると喜ぶ人が増える。
でも時間もエネルギーも有限。
その中で本当にそこにコスト(時間やお金、労力)を割くべきなのかは考える必要がある。
時間とお金は同じ。限度がある。
小遣いで何を買おうか迷う子どもと同じように、僕たちは限られた時間の中で生きている。
でも、「時間は限られている」ってことを僕たちは、ついつい忘れてしまう。
仕事で忙しくてなかなか子どもの面倒を見れません。
疲れてヘトヘトでおいしい料理を作ることができない。
私は母親として失格だ
みたいなご相談を受けることがある
僕は全く母親失格だと思わないし、そもそも根本的な勘違いがあるなと思っている。
ほとんどの人は、努力で何とかなると思っている。
仕事で疲れて帰ってきて子どもの面倒を見れないのは私の努力が足りないから。料理は作れないのは私の頑張りが足りないから。
などと言うように、全ての原因は私の努力ややる気のなさにつながっていると考える。

でもそれは大きな間違いだ。
お金は、頑張ったら増やせる。でも時間を増やす事はできない。
可処分時間といって、僕たちには限られた時間しか与えられていない。
僕は朝起きてから寝るまで全ての行動と時間を記録している。そこから見えてくるものは、僕たちにはあまりにも時間が少ないと言う事実だ。
全てを完璧にこなすことができないし、努力でどうこうなる問題でもない。
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