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慢性期で元気になったきたとき、意識するのは○○感


慢性期になってくると子どもはだんだん元気になってきます。笑顔も増え、親子での会話も増えていきます。

けれど、その一方で悩むのは、これからどうしていけばいいのか。

勉強させたほうがいいのか。何か新しいことをさせたほうがいいのか。
押したらいいのかひいたらいいのかわからない。

そこで、慢性期の子にお勧めしたいのは、充実感を増やしていくことです


不登校の子は基本的に充実度が低いです。

学校へ行けていないことによって、どうしても自己嫌悪に陥る。なんとなく悪いことをしている感覚がある。そのため、楽しい時間を過ごしていても、どこかで虚無感を持っています。

ふとした時に、むなしさを感じたりするんですよね。

ゲームをしている時間は楽しいです。けれど、ただ楽しいだけ。

人生って、楽しいだけでは充実しないのです。適度なストレスを感じる方が、人生は楽しい。

難しいことにチャレンジした時、難しいことをクリアした時の方が達成感はありますよね。人は困難を乗り越えてこそ生きているという感覚が持てるのです。

ただ、楽しいだけだとどうしても退屈になってきます。
成長することもないので、張り合いもありません。

だからこそ、子どもは、刺激が欲しいと思って、ゲームやYouTubeにのめり込んでいくのです。


ついやってしまう失敗

慢性期の時についやってしまうことがあります。

本人に任せる
何とか勉強させる
何かさせようとする

慢性期で元気になってきたといっても、まだまだエネルギーが貯まっていません。そのため、自分から動き出すのは難しいでしょう。

うまくハシゴをかけてあげないと上に登ることは困難です。

ましてや苦手意識のある勉強に取り組むのはだいぶハードルが高い。

数ヶ月前に骨折した子に、400メートルを全力で走れと言うようなものです。

リハビリをイメージすると分かりやすいでしょう。

骨折が治ったとしても、その後リハビリしていく必要があります。少しずつ、徐々に動かしていくのです。

子どもも同じ。

少しずつ少しずつできることに取り組んでいく。サポートしてあげないと1人ではなかなか難しいのです。

本人が充実感が得られることをしよう

具体的に何をすればいいかと言うと、子ども本人が充実感を得られることです。

では、どうすればそれがわかるでしょうか?

答えは子どもの中にしかないので、素直に聞きましょう。

いくつか質問項目を用意したので、それをお子さんに聞いてみてください。印刷してアンケートにして書いてもらうのでもいいですね。

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