【Geminiプロンプト】意外とムズイ!? Google Workspace連携

本noteをお読みいただき, ありがとうございます.
前作に引き続き, ChatGPTのプロンプトを扱ってきた本マガジンですが, Gemini Proの充実を踏まえて, Geminiで動くプロンプトも紹介していきたいと思います.

さて, GeminiはGoogle Workspace連携ができることは, こちらのnoteでも紹介されている通りでして, すでにユーザーの皆様も触られたことがあるかもしれませんね.

ところが, いざドライブ連携をしようとすると, うまくいかない現象が起きます.

こんな感じの結果が返されることはありませんか？

ドキュメントファイルの情報をもとに授業案を作成

プロンプト:
@Googleドライブ "授業のマイルール" というドキュメントを見つけてその内容から三平方の定理の授業案を作って

スクールエージェント株式会社 田中善将作

このようにプロンプトをすると, Geminiがドライブの中から私の授業観を学習し、その情報を参考に指定の授業を提案してくれる・・・

そんな願いを込めた試行でしたが・・・

本当はこうなって欲しいのです.

ドライブ内をリサーチした上で三平方の定理を提案した様子

さらに, 成果物の下部にはしっかりと参照したファイルが記されている.

参照したドキュメントが明記されている.

最初の失敗例との違いは「日本語」でプロンプトしたか「英語」でプロンプトしたかの違いだけです.

「英語で打つのかぁ」とお感じの方も多いはず.

日本語のみで高確率でドライブ連携をするには

20人規模で複数回にわたり実験を行った結果, 9割のお確率でドライブ連携するためのコツを発見しましたのでお伝えします.

それは, 「ファイル検索」と「参照して創発」を分けることです.

まずは「ファイル検索」のみを実行

これによりほぼ間違いなく日本語でも指定のファイルにリーチします.

上記の結果のところにもしっかりとファイルが捜索済みであることがわかります

その後に, 特定のタスクを実行させるのです.
これに関しては, Gemini proで実行確認ができていますので, みなさんもぜひ試してみてくださいね.

日本語でも一気にタスク実行までいくケースもたまにありますが, もし皆様の中に, 一発でドライブ連携がうまくいくケースがあればぜひ教えてください.

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