閃光と陽炎
閃光が走る
その光の中
手を伸ばした
あなたの姿だけを覚えている
声は聴こえない
口元に見える動き
心に伝わるものだけを覚えている
陽炎のように
多くの感情が私の中を通り過ぎる
私は
時に熱くなり
時に冷たく
過ぎ去る感情を体に感じる
心は情熱を求める
その姿に
その心に
どんな関係かも知らず
形なき想いは私を揺らす
目覚めは
時が導く
目覚めは
心地よいとは限らない
その時がきた時に
それはわかる。
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