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個人事業主として開業するためにやったこと14(ビジネス内容の検討その2)

このシリーズの一番最初で書いたテーマについて、もう少し深堀してみようと思います。

結論としては、これまでやってきたことからスタートするのが一番スムーズだし、自分の不安も払拭できるということを書きました。

とはいえ、新規ビジネスを始めたいという強い想いを持つ人もいると思います。そういう時、どうやってアイデアを出すのかについて書いてみたいと思います。

1.開業前に一番苦しんだのは「何をやるのか」を決めること

開業するまでにいろいろやることはありましたが、ほとんどは手続きや流れ作業でやるようなものでしたが、一番頭を使って悩んだのは、

開業してなにをやるか

でした。

これは本当に悩み、苦しみました。

何でもそうなのでしょうが、アイデアを出すという作業は本当にたいへんなんですよね。

この時、私がどんな方法でアイデアを出していったか、そんなことを書いてみたいと思います。

2.アイデアの出し方:過去の仕事で困った事を書き出す

ありきたりですが、やはり一番ヒントになるのは過去自分がやってきた仕事です。

この仕事の中で、自分が困った事を書き出します。このとき大事なことは、書き出す段階で評価をしないことです。

とにかく大きなことか小さなことまでどんな些細な事でも構わないので書き出すのです。

「xxxってことで困ったけど、これはxxxだからビジネスなんかになるわけないなぁ」

という風に考えてはいけません。

この時点で意味ない、と思うようなことでも、意外とそういう中から発見があったりするものです。

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3.アイデアの出し方:「こんなことあったらいいな」ということを書きだす

これも自分の過去の経験からの延長になると思いますが、「こんなものがあったらすごく便利だったのにな」というものを書き出します。

できるだけ自分の過去の仕事を思い出してみましょう。そうすると、必ずいろいろと便利になったらいいものがあるはずです。

突飛な物でもかまいません。まずはとにかく書き出すことが必要です。

4.アイデアの出し方:他人に相談する

は?と思われるかもしれませんが、ひとりでアイデアを出すのにはやはり限界があります。他の人を巻き込んで相談するのはまっとうな方法だと思います。

大勢の人が集まれるのであれば、ブレーンストーミングを行うのもありですね。

自分にはなかった視点からのアイデアが出てくることでしょう。

この時、自分のビジネスのために動いてくれているのですから、きちんとお礼はしましょう(笑)

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5:アイデアの出し方:アイデアを出せるツールを使う

アイデアを出すときのツールとしては、ノードに書きだすという方法が一番スタンダードかなと思います。

書き出す作業では、ポストイットに1枚1アイデア書くというやり方もあります。こうすることで、後から情報を整理しやすくなるんですね。

アイデアを出したり整理するためのツールをつかうというのもお奨めです。

私がよく使ったのはマインドマップですね。

これは、紙に書きだす方法もあるし、マインドマップ用のアプリもあります。

マインドマップのやり方はいろんなサイトがあるので、自分にあったものを探してみるとよいかと思いますが、いくつか紹介しておきます。

他にも、私はやったことありませんが、マンダラートという方法があるようです。

これは、3 x 3のマス目に思いついたことを埋めていく方法です。発想するテーマを真ん中に書き、周りの8つのマスに関連するアイデアや思いつきを書いてきます。

そこに書いた8つのキーワードをさらに外にある3 x 3のマスに書いていくというやり方になります。

記述した8マスの中の1つを、さらに9個のマス目が書かれた別の紙の真ん中にセットし、再び関連するアイデアを埋めていきます。あとは満足するまでこの工程を何度も繰り返すだけ。

大谷翔平選手がこの方法を使ったことで有名なんだそうです。

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(スポニチAnnexより)

6.アイデアの出し方:出てきた素材をいじくる

いろいろな方法を使って出てきたアイデアは素材です。

その素材がそのままビジネスになることもありますが、なかなか一発でそういったものは出てこないことが多いです。

なので、アイデアをいじり倒します。

やり方としてシンプルなのは、「グループ化する」ことです。

出てきたアイデアを、いくつかのグループに分類してとらえてみることで、同じグループの中の組み合わせで新しいアイデアができる可能性があります。

他には、有名なオズボーンのチェックリストを使ってアイデアをとらえなおしていく方法があります。

転用:他に使い道を探す
応用:
類似物を探す
変更:
変えてみる
拡大:
拡大してみる
縮小:
縮小してみる
代用:
置き換えてみる
再利用:
配置や並びを換えてみる
逆転:
逆にしてみる
結合:
組み合わせてみる

7.今回のまとめ

今回は特に体系だってやり方を書いているわけではありませんが、自分がアイデアだしに苦しんだ時にどういうことをやったかな、ということを書いてみました。

世の中にはアイデアを出すための手法というのはすごくたくさんあります。

今回私が書いているのは自分のやってきた仕事の延長線からアイデアを出す方法になります。

ひとつ言えることは、自分が「こんなの当たり前だから」と思っていることが、世間にとってはとてもニーズのある事だったりします。

例えば私の場合、ネットワーク技術は、世の中に普通に知れ渡っているものだと思っていましたが、いざ開業してみると思いのほかネットワークエンジニアがいなくて困っていることがわかりました。

エンジニアを卒業してプロマネな私であっても必要とされるくらいですからね(笑)

なので、とにかくバイアスをかけずにアイデアを出すことが大事なのです。

今回は詳しく書きませんでしたが、全くこれまでにない新しいアイデアを出す方法というのもあります。

これは開業後に受講したのですが、「デザイン思考」という、イノベーションを起こすためのアイデアを出していく手法があったりします。

ぶっ飛んだしデアを出してこれまでとは全然違う基軸で物事を薦めたいようなときのメソッドがあるということが驚きでした。

デザイン思考を体感するには、トレーニングを受講してみることをお奨めします。

それではまた!

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日々感謝 m(_ _)m



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