個人事業主として開業してからの経験を書いておく48(経営者としての自覚)
個人事業主としてひとりでビジネスを行う人だといっても、経営者のはしくれであるはず。
今現在、自分が経営者としての自覚がどのくらいあるのかについて書いてみたいと思います。
1.正直経営者という意識はあまりない
開業してから4年目に入ったわけですが、いまだに自分が経営をしているという意識は正直ありません。
仕事自体は会社員時代とやっていることはあまり変わっていません。もちろん、自分の意志でどの仕事を受けるかを決められるというのは大きな大きな違いですけどね。
経営をしているという感覚がないのは、結局自分ひとりでビジネスをやっているからだと思うんです。
社員を雇うわけでもなく、どこかに仕事を委託しているわけでもない。基本自分ひとりで完結する仕事をしていたからだと思います。
自分の身一つなので、設備投資も不要。銀行からの借り入れも必要がありません。
事業計画を立てているわけでもないし、売上を伸ばすことに目くじらを立てているわけではありません。
いただいた報酬で生活ができている、という感覚だけだと会社員とあまり変わらないかも。
やはり、自分が経営者としての意識が薄いのは、資金の調達と雇用の経験がない、という点が大きいのかな。
(経営者っぽいイメージ写真です)
2.結局、ワーカーという意識が強い
結局、経営者というよりはワーカーであるという側面が強いのかなぁ、と思っています。
経理処理や税金の支払いや見積書・注文書・請求書の発行など会社時代にはやったことのないこともやっています。
あたらしい事業展開のためにあれこれ思い悩む時間も増えました。
それでも時間の多くは、「労働」に充てられているなぁ、と思います。
自分自身のスキルや経験を売り物にしているわけですから、当然ですよね。
実際に会社のトップの方々とお話をしていたら、やはり会社の成長、売上、利益ということが最初にあります。
もともと私はそういう話にはあまり関心がないんです。それだけに、今のスタンスがすごくやりやすいのですね。
3.今回のまとめ
経営者というにはあまりにもなにもしてない。会社員かと言われれば、自分で仕事を決めることができるし、自由度も高い。
結局、それが個人事業主っていうことなんでしょうね。
どちらにもあてはまらないスタイルをひっくるめて個人事業主と称するとすれば、自分の中でストンと腹落ちしました。
会社の社長でもない、雇用された社員でもない、自分は個人事業主である、ということをまさに体現しているのだという事なんだと思いました。
それではまた!
日々感謝 m(_ _)m