個人事業主として開業してからの経験を書いておく45(コロナ禍による今後の事業への考慮)
既に1年半以上にわたって経済活動に多大な影響を及ぼしているコロナ禍。日本政府による緊急事態宣言は延長の連続。
コロナ禍前に当たり前でできていたことが制限される中、タカハマプロジェクトの事業に今後どのような考慮をしていく必要があるのか考えてみました。
1.顧客対応の業務スタイルには大きな影響はでなかった
何度かNoteに書いたこともあるように、私の業務スタイルはリモートでお客様の業務支援を行うスタイルがメインです。
もちろん客先に出向くこともできますが、前職で在宅勤務のワークスタイルを確立した身としてはWeb会議やメール・チャットで事足りるんですよね。
現在サポートしているお客様も、リモートワークによってコロナ前と変わらずお客様対応を行うことができています。
新規で対応するときには感染リスクをよりシビアに考慮しながら契約しなければなりません。オフィスへのオンサイトを要望されるお客様に対しても、できるだけリモートでサポートできるよう交渉が必要かなと思っています。
個人事業主は、自分でそのあたりのリスクを管理しなければ誰も守ってくれませんからね。
これまで当たり前と思っていた情報の発信方法やトレーニングの提供方法、サポートする際の物理的な場所の要件というあたりについて、これまでとは違った意識で取り組んでいく必要があると思っています。
コロナの影響でプロジェクトが凍結となり、サポート契約終了となった案件が出たため、タカハマプロジェクトの業績にもマイナスの影響は出ましたね。
とはいえ、世間の状況から見たら、全然傷は浅い方だったと思います。
2.トレーニング講師の仕事は考慮が必要
タカハマプロジェクトの事業内容の一つである「トレーニング支援」には影響が出ました。
回数は多くないですが、トレーニング会社から依頼を受けて、講師として提供するという仕事をしていました。
この種のトレーニングはトレーニング会社に出向き、会議室で直接受講者に教える形でした。しかし、このタイプのトレーニング依頼はほとんどなくなりました。
また企画段階ですが、タカハマプロジェクト主催のトレーニングも考えていました。
このトレーニングも、もともと会議室を借りて集まってもらい、実施する形式を想定していたのですね。
これまでのトレーニングスタイルはもろ三蜜になってしまいます。オンラインでの実施も考えられますが、やはり最初は直接フェイストゥフェイスでと思ってました。
正直オンラインと直接とでは、伝わる情報量が違うと思ってるんですよね。なので、セミナーをメインにビジネス展開されている個人事業主の方は大変だろうなぁ、と思っています。
とはいえ、これからはWeb会議システムを使ったトレーニング形式をメインとして考えたほうがいいんだろうな、と思いなおしました。
実際、いま契約しているお客様にトレーニングを提供することがありますが、すべてオンラインでやっていますからね。
3.情報発信をもう少し真剣に取り組む
あとは、情報発信ですかね。今はこのNoteによる発信がメインです。
これまでの経験をもとにしたいろんなシリーズを書き溜めてきましたが、アクセス数を見てみると、過去の投稿ってどうしても埋もれてしまうのですよね。
なので、ある程度まとまったシリーズものは書籍化などの対応を考えなきゃ打と思ってます。
実は、紙の本を出版したいと思い、出版関係の知り合いを通じて企画を出したりもしました。
しかしながら、出版社からの発刊はハードル高いんですよね。
出版社側がこれは売れると思ってくれるか、発行した分の元は取れる根拠を提示しないと首を盾には振ってくれません。
なので出版社が面白い、これは売れると思ってくれる企画を出すか、有名人であるか、SNSに多くのフォロワーがいるかを満たさないと難しいんですよね。
もちろん、自費出版という手もありますが、そこまでの予算は持ち合わせてません(笑)
まあ、あとは電子書籍を自分で出版するという方法もありますが、これはどうなんでしょう。実際にその電子書籍の存在を知らしめるマーケティング戦略が必要になってくるのかな。
今のところは電子書籍は考えてないです。
こうやって書いているうちにハッと思ったのですが、そもそもSNSで情報発信するのは何のためなのか、というところを一回見つめなおさないといけないですね。
今はビジネスにつなげるための発信という意識はなく、趣味の域を出ていないんですよね。
まあ、ビジネスにつなげないといけないということはないのですが、「何のためにやっているのか」は明確にしておいたほうがよさそうだなと思いました。
うん、これはきちんと見直そう。
4.今回のまとめ
コロナと一緒に生きていくこれからの時代は、働き方やビジネスの在り方、人の流れすら大きく変わっていくことになるでしょう。
オフィスに満員電車で出社し、仕事をするというスタイル自体がもはや「リスク」となってしまう時代だとも言えます。
「会社」の在り方も大きく変わる可能性があります。オフィスがなくてもある程度仕事できることがわかっちゃいましたからね。
そうなると、(もちろん業種によりますが)私のようなスタイルの個人事業主という形で生きていくことがむしろ普通というような時代になるかもしれませんね。
私自身は新型コロナによって事業そのものが傾くような影響は受けていませんが、トレーニング支援についてはやり方を見直さないといけないのかなと思いました。
そして、Noteを中心として、コンテンツ発信の目的を見つめなおしたいと思いました。
それではまた!
日々感謝 m(_ _)m