見出し画像

新型コロナウィルス発症を通じての経験とTips⑫(ワクチンパスポートの議論で抜けているケース)

私が新型コロナに発症、その後「軽症」とは名ばかりの超絶しんどい症状に苦しみ、さらに家族へ感染拡大、療養期間を過ごした経験から、みなさんにあらかじめ知っておいた方がよいであろうことをこのシリーズでは書き綴っています。

【本日の経験・Tips】

・ワクチンを接種していない人が新型コロナに感染・回復した人達は、現在のワクチンパスポートの議論では該当しないケースになってしまう

現在、経済を活性化するための方策として、ワクチンパスポートの議論がなされています。

これは、ワクチン接種証明もしくは陰性証明を提示することで、様々な活動ができるようにしよう、というものです。

私は、今のままであればこの施策に反対です。

画像2

(写真はイメージですw)

一見、全ての人を網羅できて層に見えますが、これだと該当しないケースがあるんです。

それが、↑の太字で書いたケースです。

いろいろ調べてみましたが、このケースについてはどうであるか、ということが議論されているというものは見つけられませんでした。

この状態でコロナに感染した場合、ウィルスを拡散することがなくなり回復しても、しばらくはPCR検査を受けても陽性反応が出ます。

詳しくは↓で書いているのでどうぞ。

つまり、

新型コロナの免疫はできていて、感染させる危険性はないけどPCR検査で陽性になる

という状態がありうるのです。

期間は短いかもしれませんが、ワクチンパスポートがもしも運用され始めたら、今回紹介したケースの人達は救済されないことになります。

それならさっさとワクチンを打てばいいじゃないかと言われるかもしれませんが、アメリカのCDCは、治療から90日以上経過してから接種することを推奨しています。(厚労は曖昧な書き方しかしていなくて、こういう指針を出していないというのも情けない話です。)

仮にワクチンを90日後に接種することにしたとして、その間にPCR検査を受けて陽性が出ても、新型コロナに感染しているのかどうか判定できないということになります。

間違いなく抗体はワクチンを接種したのと変わらない位できているはず。

でも、今のワクチンパスポートの議論の中では、それを証明できるものが何であるか提示されていません。

こんなの不公平です。


画像1

(写真はイメージですアゲインw)

ワクチンを接種してないのが悪いんだろ、と言われる人がいるかもしれませんがちょっと待ってください。

ワクチン接種ができていない理由は様々です。

ワクチンそのものに反対している人もいるでしょう。それだけではなく、予約がなかなかやってこない中感染してしまうケースだってあるわけです。

こういうケースの人達は、全体から見たらそこまで多くないのかもしれませんが、せめてこのケースは安全であるという証明をどのように行うのか議論の俎上にはのせてもらわないと。

それとも、ワクチンも打たずにコロナにかかってしまったお前らが悪い。そんなやつらは家でじっとしてろ、と半ば懲罰的な思いを検討員の方々は根底にもっているのでしょうか。

私が検討している証拠を見つけ切れていないだけかもしれませんが、少なくともメディアでは見つけられなかったので、提言の意味も含めて書いてみました。

それではまた!

日々感謝 m(_ _)m

(シリーズインデックス)




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?