ベトナム旅行で考えさせられた自分の人生観

いまから3年前の話です。

2019年5月のゴールデンウィークに、妻と2人でベトナムのニャチャンというところへ旅行に行きました。

元々はダナンという観光地に行きたかったのですが、スケジュールと予算が合わず、たまたまゴールデンウィーク企画としてニャチャン直行便が運航されるということでお安くなっていたのです。

とても長い海岸線は、「ベトナムのハワイ」と呼ばれるだけあり、とてもきれいでした。

また、日本からの観光客が少ないので、お店や観光地でも日本語サポートがそこまでないのです。あまり日本人観光客がいないのも私にとっては海外旅行をしているという実感がわいて良かったです。

一番多いのは中国からの観光客、次に韓国、ロシアと続くそうです。

さて、旅行中朝起きてホテルのベランダから外を見ると、海岸で多くの地元の人達が泳いでいます。早い人は、もう朝5時台から泳いでるんですね。

ニャチャンの人は朝早く、そして仕事の終わりが日本に比べると早いですね。夕方5時には道路が帰宅のバイクでごった返します。

残業というのはほとんどしないっぽいですね。サービス業の人達は別として、もう夕方には帰宅する気持ちでソワソワする人達も結構いるとか。(現地で聞いた話です）

そしてみんな海岸へ向かうのですね。夜には家族や友達グループで夕食をたべながら過ごしています。

ニャチャンでは、自宅で夕食を自炊しない方がメジャーなんだそうです。外食やテイクアウトが基本で、こうやって海岸に行き、みんなで食べるんだそうです。

朝早く起きて海でひと泳ぎ。

そして仕事に向かい、残業などせずに夕方には帰宅、海岸で仲間や家族と一緒に夕食をとりながらワイワイやる。

なんだか、こういった生活すごくいいなぁ、と思いました。

自分を振り返ってみたとき、自分の歩んできた道が間違いだったとは全然思いませんし、後悔もしていません。

一方で、こういった自然と共に生活するという生き方をしていたとしたら、それはそれで絶対に幸せだと思います。

海岸で食事している人達の顔を見ると、本当にみんな楽しそうだし幸せそうです。

確かに収入は今の生き方のほうが高いし、ITの世界にいる限り、神経がヒリヒリするようなプロジェクトに身を投じるのはやりがいもあるし成長出来ている実感がわきます。

私が常にテーマとしてもっているのは「成長」です。

なので、常に前を向いて、昨日より今日は少しでも成長していたいと思っています。

ニャチャンでの生活で成長できないといっているのではありませんが、あの自由でとても楽しそうな生活の様子をみて、自分の生活は実に窮屈で枠にはまったものなんだなぁ、と考えさせられました。

いずれはのんびりとこういう生活を、とも思いますが、今回の人生ではその生き方を選択することは今のところないのかなぁ、と思います。

時折お休みをいただいて、観光やバケーションで楽しむのが自分にはちょうどいいのかな、と思いました。

ま、人生なんてこのさきどうなるかわかりませんけどね！

それではまた！

日々感謝 m(_ _)m