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個人事業主として開業してからの経験を書いておく49(仕事の難易度と報酬)

今回は、請負う仕事の難易度と受け取る報酬の額について感じていることを書きたいと思います。

1.見積もりの根拠としているのは自分の単価

現在私が見積もりを提示する場合の基準は、自分が設定している単価に基づきます。

要望されているタスクを実施するためには、どの程度の時間を割く必要があるのかを見積もります。例えば対応するためには週3日で3か月必要、ということになれば1日8時間、1か月4週間として

8(時間)x3(日/週)x4(週/月)x3(ヵ月)= 288時間

というような感じで割り出します。

これまでも報酬についてはこんな感じで対応してきました。

私のような一人親方のスタイルであればとても一般的なのかな、と思います。

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2.仕事の難易度を見積もりにどう反映すればよいか

当然ながら時間単価は、

「単位時間内で対応できる仕事内容であること」

を大前提として設定しています。

では、請負う仕事の難易度はどのように考慮すればよいでしょうか。

時間単価で出す限りは、結局難易度は時間で表現するしかありません。難しい仕事ほど時間がかかる、というようにですね。

一方、世間一般で見たらとても難易度の高い仕事でも、自分にとってみたらそこまで時間がかかるわけではない、という類の仕事もあると思います。

こういう場合には、本来単価を上げて表現すべきなんだろうと思います。

ただ、単価というものは、なかなか簡単に変更することはできません。

一度設定すると、よっぽど自分のグレードやステータスが世間から見て上がったと認知されないと認められません。

もちろん上げるのは自由ですが、仮にずっとお付き合いするビジネス相手となると、簡単ではありません。

単価の設定の仕方は↓が参考になるかも。

一番困るのが、決まった期間の中で結果を出さないといけないけど自分にとっては困難だ、というようなケースですね。

期間が固定されているので報酬はそれ以上要求できない。でも難易度は高い。

こう言う時は、結局相手との関係性で決めている気がします。困っているからお願いされてきたわけだし。

そして、単価を下げるのではなく値引きで対応します。

まあ、値引きしても相手とは金額が折り合わずそれっきり連絡がない、なんてこともよくありますが(笑)、それはそれで構わないと思っています。

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3.今回のまとめ

企業はできるだけコストをかけずに結果を出したいと思うのが常です。

それに対して、個人のスキルと経験を武器にしている私としては、正当な報酬を頂きたい、と要求するスタンスであることに変わりありません。

通常だと圧倒的に企業のほうが力関係は上なわけですが、昨今は多少その事情も変わってきている気がします。

プロとして技術スキルをバックボーンにしてプロマネをやっていて、さらに(ペラペラではないが)英語も使える、というような存在は世の中を見回してもなかなかいないようです。

結局、相手がお金をだしてもいいから仕事を請け負ってほしい、というような価値を自分につけることができれば、対等とまではいいませんが、ある程度の交渉は可能なのかなと思います。

それでも、最終的にはお互いに折り合いをつけて妥協点を見出していく必要があると思います。

それではまた!

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日々感謝 m(_ _)m





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