個人事業主として開業してからの経験を書いておく13(請求書の発行)
今回は、自分が請求書を発行するときのことをお話してみたいと思います。
1.「請求書送っておいてください」
タカハマプロジェクトを開業し、最初に契約した仕事。
誰もがよく知る大企業様のプロジェクトマネジメント支援、技術支援を行うものです。
契約は6か月契約で、毎月報酬を支払って頂くというものでした。
お客様先に訪問し、仕事を行っていきます。最初はいろいろとまどうところもありましたが、徐々に環境にも慣れてきます。
そうして1か月が経過したところでお相手から、
「請求書送っておいてください」
という連絡がきました。
正直な事を言いますと、一瞬何のことかわかりませんでした(笑)
請求書?え?なにか払うんだっけ。。。
あ、そうか、自分が請求するんだ!
なんせ、報酬を請求しなくっても、サラリーマン時代は会社が勝手に口座へ振り込んでくれてましたからね。
ということで、タカハマプロジェクト初の請求書を発行することとあいなりました。
2.請求書の発行の仕方
ところで、請求書ってどうやって発行するんだろう・・・
という疑問にぶち当たりました。。
こんな時でも、本当に頼りになるのがクラウド会計ソフトFreee。
以前、Freeeでは見積書が作成できるというお話をしましたが、請求書もちゃーんと作成できる機能がついているんです。
Freeeでの請求書作成画面のイメージは以下ような感じです。(Freeeのホームページより)
請求書のレイアウトも何種類かの中から選ぶことができますし、ガイダンスに従って入力すれば簡単に請求書を作成できます。
請求書の送付は、印刷した原本を郵送しなくても、スキャナーでPDFデータにしてメール送付という形がほとんどでした。(私の場合)
それ以外にも見積書などもPDFで送ることがほとんどなので、スキャナー機能付のプリンターを購入しましたね。
コンビニ等でPDF化サービスを活用するという手もあると思いますが、定期的に発生することなので私は購入しました。
3.振込期日と請求日と売上計上日の関係
これはFreeeを使う方向けに関するお話になるかもしれませんね。
請求書を作成するとき、3つの日付を記載する必要があります。
・請求日
・振込期日
・売上計上日
これらの日付をどうしたらいいか、最初結構迷いました。そして、エラーが出てしまう日付のパターンがあるのです。
今回の私の場合のケースで説明しますね。
・仕事の提供期間:5月1日から5月31日まで
・お相手の支払い条件:月末締めの翌月末払い
・請求書の送付期限:翌月1日午前中
上記条件の場合に、それぞれの日付をどうするか。
まず、「請求日」は相手に対してサービスを提供完了した日になります。なので上の例だと、請求日は6月1日になります。
次に、「振込期限」です。これは、私が相手に対していつまでに振り込んで欲しいかという日付になります。
本来、タカハマプロジェクトで支払い条件を決めていたとしたらその日付を記載します。
特にない場合には、相手の振込日を記載しておけばよいかと思います。上の例だと、6月末の最終営業日になりますね。
最後に、「売上計上日」です。これは、相手にサービス提供を完了した日になります。なので、本来上の例だと売上計上日は6月1日になるのだろうと思います。
売上計上日は、請求期日よりも前にしておかないとエラーが発生します。
なので、先に報酬を手付金としていただき、後からサービスを提供するようなパターンでは、振込期日=売上計上日とするしかないようです。
いろいろエラーが出たりなんだかんだ面倒なので、私は売上計上日=振込期日として管理しています。
うーん、経理やってきた人には普通のことなんでしょうが、慣れない人にはなかなかしんどいですね。
ということで、一回癒されときますか!
4.今回のまとめ
企業との間で契約を交わし、仕事をした場合、自分から請求書を発行することで報酬が振り込まれます。
請求書のテンプレートは、ネットを探せばいろいろあると思います。Freeeもテンプレートを提供してくれていますね。
いちばん気を付けないといけないのは、お客様の請求書の期日です。
お客様が請求処理を行うにあたり、だいたい締切日があります。遅れないように送付しないとその月では支払処理ができず、翌月まで報酬が振り込まれない、なんてとっても困ったことが起きてしまいます。
なんでもそうですが、特に経理に関する締め切り日はきちんと守りましょう(笑)
それではまた!
日々感謝 m(_ _)m