【Step3:議論のまとめ】部活・チームミーティングを成功に導く3つのポイント
本日が、『部活やチームでのミーティングを成功に導く3つのポイント』の最終回です。
本日は【Step3:議論のまとめ】編です!
【Step3:議論をまとめる】~ミーティングの後半戦は『収束&行動化』~
Step2で参加者が議論に積極的に参加してくれるようになると、次に皆さんが悩むのは、『この議論ちゃんとまとまるかな…』ということではないでしょうか。
まとめるのが苦手なために、発散させることができず、筋書き通りの議論をこなしてしまい、ミーティング後にチームの行動が変わっていかない…という落とし穴にはまらない、【どんな議論になってもある程度まとめる力】についてご紹介していきます!
①出てきたアイデアをグルーピングする
まずは、Step2で出てきたアイデア・意見をグルーピングしましょう。
グルーピングするのが苦手な場合は「共通している言葉が入っている」、
「主語(主体)が同じ」、「目的語が同じ」などの切り口から小さな
グループをたくさんつくり、その小グループを3~5個くらいの大きな
グループに分ける、というプロセスで取り組んでください。
慣れてきたら、最初から「大きく3つ」のグループに分けるように
すると、効率的に議論を進めることができます。
②抜け・漏れをチェックする
アイデアをグルーピングすると『この視点が漏れている』ということに
気づきやすくなります。例えば、「部員」と「監督・コーチ」の視点は
出ているけど、「先生(学校)」の視点が抜けている、などです。
この時、抜け・漏れを見つけやすくするために、【まだ意見を聞いて
いない参加者に聞いてみる】、【あえてアイデアを批判的に見てもらう】
などの方法も有効です。
※議論を活性化するタイミングでは批判は厳禁ですが、最終的なチェック
の段階では、『もっと良い意見を引き出すための前向きな批判』はOK。
その場合は、意見を出した【人】への批判にならないように注意して
ください。
③Next Actionを定める
ここまで議論をまとめても、最後に【行動】につなげなければ、
ミーティングの成果が泡となって消えてしまうかもしれません。
Step1の一番最初の項目を覚えているでしょうか?
ミーティングをしたのは「ミーティングによって達成したい目的」が
あったからです。すなわち、ミーティング自体がゴールではありません。
ミーティングの最後に必ず、
【このミーティングの後にすぐに始めること】
【誰が担当をするのか】
【いつまでに実行するのか】
【結果を誰に、どのように報告・共有するのか】
を定めるようにしてください!!
ここまでの3日間で、「事前準備を行う」「議論を活性化する」「議論をまとめる」という3つのステップを踏んできました。
ただ、最後にモノを言うのは、【皆さんがどれくらい現状を変えたいと思っているか】、これに尽きます。
これも恩師の言葉ですが、強い意志・想いの下に道は開かれます。
皆さんの情熱が、この危機的な状況を良きチャンスに変えられますように!
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