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【Step2:議論の活性化】部活・チームミーティングを成功に導く3つのポイント

昨日に引き続き、『部活やチームでのミーティングを成功に導く3つのポイント』の第2弾です。
(早く、気持ちを乗せた文章をお届けしたいと思いつつ、がまんがまん…)
本日は【Step2:議論の活性化】編です!

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【Step2:議論を活性化する】~ミーティングの前半戦は『創造&発散』~
Step1で万全の準備を整えていても、いざミーティングが始まると【いつもと同じ人が発言をしている】、【遠慮し合ってイマイチ議論が盛り上がらない…】、なんてことが良くあるのでは?
そこで本日は、ミーティングの前半に陥りがちな罠に触れつつ、議論を活性化させるための方法についてご紹介していきます!

①「第一声」を誘う
 『えー、それではXXXXミーティングを開始します。まず初めのテーマ
  はXXXXXXXXについてです。▲▲さん、お願いします。』

 もし皆さんが、このように会議をスタートしているとしたら要注意!
 何もアイスブレイクを必ずやりましょう!という話ではありません。
 まず何でもいいので(15~30秒程度でOK)、参加者全員から『生の声』
 を引き出しましょう!
ミーティングの早い段階で発声をしておかないと、
 途中から議論に参加することに気後れする人が出てきます。
 特に、立場が下の人、議論慣れしていない人ほどこの傾向は強いです。
 例えば、私が最近やっているオンライン研修では、名前に加えて、
 「どこから接続しているか」「今日の朝ご飯」など、誰でも簡単に
 答えられる問いにセットで答えてもらってから始めるようにしています。

 場合によっては、そのまま簡単なアイスブレイクに発展させられるので、
 おすすめです!

②聴いて、訊く
 『ちょっと待って!今の意見なんだけど、私の考えでは……』
 相手がせっかく話し始めてくれたのに、すぐに「自分」が話し手に戻って
 いたりしませんか?
 参加者が安心して議論に参加するには、「聴いて」「訊く」、すなわち、
 相手の話に耳を傾ける『傾聴』と、相手の意見を引き出す『質問』の
 ステップが欠かせません。
順番は必ず、『傾聴』→『質問』です!
 コミュニケーションの講座・セミナーを受けたことがある人は必ず
 触れることではありますし、様々な書籍も出ていますので、ここでは
 簡単にポイントを押さえておきたいと思います
【傾聴】
 ・自分と相手の話すバランスは3:7(ないし4:6)程度を意識する
 ・「うなずき」と「あいづち」で相手の視覚&聴覚を刺激して、
  話し手に安心感を感じてもらう
 ・相手の話を遮らない・話題を変えない。否定語(~だけど、でも~、
  など)を使わず、一旦話し手の意見を受け止める
【質問】
 ・相手の意見に納得できなかった時でも、ぐっとこらえて、
  「質問」で相手の考えを引き出す

 ・話し手のレベルに合わせて「答えやすい」質問を投げかける
 ・質問に答えるのが苦手な相手には、『例えば★★さんがキャプテン
  だったとしたら』『もし必要な機材が全部そろうとしたら』など、
  具体的な視点を与えたり、制約を外したりした上で問いかける

③「パクり」&「型破り」を歓迎する
 しっかりと『傾聴』と『質問』を心がけていたとしても、議論が停滞して
 しまうことはミーティングによくあることです。そんな窮地に陥って
 しまった時には、「パクり」&「型破り」を試してみてください!
 そもそも、そのようにして議論がストップしてしまった時というのは、
 『他の意見もあるにはあるけど、これを言ったら否定されるかも…』
 『思いついたけど、これさっき■■さんが言っていたのと同じだよね…』
 というように、脳内で【判断】がされてしまっています。

 ミーティングの前半で、まだまだ色んな意見が欲しい!という時は、
 まず判断を先送りにしてしまいましょう。人間の脳は「論理的に考える」
 ことと「創造力を発揮する」のを同時に行うことは苦手です。
 ぜひ他の人の意見を「パクって」アイデアの数を増やしたり、これを
 言ったら笑われるかも、という「型破り」な意見をどんどん求めるように
 しましょう。
これは参加者自身が行うのはなかなか心理的に難しいので、
 ぜひミーティングの主催者やリーダーの方が、『この時間は批判禁止!』
 と宣言し、参加者に安心して意見出しを行ってもらいましょう。

議論の前半戦は【参加者が意見を言いやすい場づくり】を意識するようにしてみてください!


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