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【30分でできる!超速・お悩み解決術】~学生と社会人でやってみた~

今日は午後仕事をお休みしていろいろと出来ていなかったことに取り組めました。皆さんもリモート疲れが出てきているかと思いますので、ぜひお体には気を付けて。

さて、本日は社会人・学生入り混じって「学生の悩みを少しでも解きほぐして明日からの活力に変えてもらう会」に参加してきました!
参加者は、部活の運営の中核を担う幹部の皆さん&私を含む社会人数名。それぞれの学生が、現在の巣ごもり生活の影響による悩みや、それ以前から持っている部活運営についての悩みを持ち寄って、学生も社会人も一緒になって前に進むための解決策を考えました。

その中で、私の班で実施した【超速・お悩み解決術】についてご紹介したいと思います。本当はもっと時間があると良いのですが、今回は1人約20分(+アイスブレイク)という制約の中で、悩みの把握から解決策の模索まで弾丸でやってみました。
部活の運営や、個人の悩みにも使えると思いますので、ぜひご参考に!

3~4人くらいのグループをつくってお互いの知恵も借りながらすすめるのがおススメです!

(0:00~0:05)アイスブレイク
何はともあれ、お互いの悩みを共有するには信頼関係の構築が必須ですね。【心理的安全性】という言葉があるように、人は安心感を感じないとなかなか踏み込んだ発言はできないものです。
ということですので、多少時間をかけてでもグループのメンバーで、自分自身のことを語り合う時間をとりましょう。【自己開示の返報性】を応用して、まず自分から自分のことについて話していくことがおススメです!

(0:05~0:10)進め方の確認
場が盛り上がってきたら、この後の進め方の確認。これをやっておくと、議論が進んだ時に「あれ、今何についてどこまで話したんだっけ?」と迷子になることを防げます。
とはいえ、そんなにきっちり細かく確認する必要はありません。大事なことは【この議論のゴール(終わった後どういう状態になっているか)】と【議論する順番(色んなテーマを混ぜて議論しないように!)】をお互いに確認できればOK。追加で、議論の際のグランドルール(例:今日は先輩後輩気にせず発言!、否定禁止!、質問があったら遠慮せず止める!など)を決めておくのも◎です。

(0:10~0:15)悩み事・問題意識の確認
ここからようやく本題。まずは解くべきお悩みについてしっかりと共有しましょう。ここでは「個人としての悩み」と「チーム(部活)としての悩み」の2つに分けて考えてもらいました。もちろん、他の軸でも良いです。議論できる時間が短いなら2つ、もっと多いなら3つくらいのテーマで考えるのが良いでしょう。
一人が悩み事について話しているのを聞きながら、他の人は質問をしてあげたり、悩みの共通点を探ってあげたりして、「つまり、私の悩み(問題意識)はXXXXXです!」と発表者が感じ取れるお手伝いをします。

(0:15~0:20)悩みの要素分解
前のステップで発表者の悩みについて見えてきたら、今度はそれを分解していきます。こちらも大きく2つ・3つに分類してあげると良いでしょう。例えば「部活の雰囲気づくり」が悩みだとしたら、①(1対1の)コミュニケーション能力 と ②部活全体で一体感をつくるための場の設定 の2つの問題に分けてみるなど。
正確に分類しようとすると結構大変ですが、ここはスピード重視で、種類が異なる2~3つに分かれていればOKとしましょう。なかなか思いつかなければ、周りの参加者の所属チームで同じような悩みが無いか聞いてみると、意外と参考になったりします。
最後に、その2~3つの要素の中で『自分が最も重要と感じるもの』を1つ、ピックアップしましょう。

(0:20~0:25)原因分析
根本的に悩みを解決するためには、ピックアップされた問題についての「真の原因=真因」を特定する必要があります。時間もあと僅かですので、ここは周りのみんなの力を借りていきましょう。
まず1段階目として、その場にいる全員で「否定無し」のブレインストーミング形式で「問題を引き起こしている原因はなにか?」をどんどん出していきましょう。最低でも5つ、10個くらい出ていれば結構良い感じです。2~3分でテンポ良く出していきましょう。
たくさん「真因候補」が出てきたら、発表者がその中から『これは心にグサっと来た!』というものをあえて1つ選びましょう。これが2段階目です。ポイントは【これが解決したら、紐づいて他のものも解決するかも】と思わせるものを選ぶことです。

(0:25~0:30)今からできること!
せっかく悩みの原因がわかっても、解決されなきゃ意味がない!ということで、最後に具体的に何ができるのか、解決策を考えていきます。ここまで来たらこっちのもの。
原因分析と同じで解決策も、最初はふくらませて、その後しっかりと絞りこむのがポイントです。まずは先ほど見えてきた「真因」を解消するための打ち手を自由な発想で出し合っていきます。普段の自分の思考では思いつかない解決策を、周りのメンバーからもらえると刺激にもなります。
3~5個くらいの解決策が集まってきたら、それはそれで大事にとっておいてください。この会が終わった後、自分一人の時にじっくり吟味してみましょう。ここでやっておくべきは【この議論が終わってから"5分以内"にやること】を1つだけ決め、それを周りのメンバーに対して自己宣言することです。まずはスモールスタート。小さくても良いので、少しでも悩みの解決につながるアクションを行い、悩みに挑んでいくための勢いをつけましょう!

慣れないうちは☝の時間の2倍・3倍・それ以上の時間がかかるのが普通です。ですが、悩んで動けないよりは、しっかりと「考えて」前に進むのが大事。もし悩みがあるのなら3~4人仲間を集めて、実際に動いてみましょう!!

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