Vol.448 9月21日 ハシビロ
みんな大好きハシビロコウ様です。
レンズについてのお話ですが
今回は全然筆が進まなくて内容も勢いが無いと思いまつ。
Q:光学系が同じだけど画質がよくなることってあるの?
A:あります。
どれ、とは言いませんが、時々ある光学系が同じだけど画質に違いがある場合について。新旧だったりOEMだったり、そういうシーンでこういうことがあります。
これには色々理由があるんだけど、生産ラインでの熟達が進んでより精度が高くなって画質が改善されたり、対応するマウントシステムに最適化されることで画質は良くなります。
前者についてはより設計値に近い、理想的な製品作りが出来ているってことで本来の実力だと理解するのが良いかな。
後者の最適化については、センサーやエンジンへの最適化が挙げられます。センサーについてはカバーガラスの特性に合わせた調整で、コシナレンズのEマウント対応とライカマウント対応で同じ光学系なのにチューニングの違いがあるってやつが良い例だね。
エンジンへの最適化については、レンズが持っているレンズ情報がより緻密になっている感じ。収差の情報、例えば歪曲はもちろん周辺光量だったりピンと位置に対する収差の情報だったり、軸上色収差とか倍率色収差とか、そういった収差の情報をレンズは持っていて、画像生成時に加味されてJPEG画像が誕生します。
画像処理の最奥はメーカーが秘匿しているから、レンズ補正値のやり取りみたいなことをする場合には純正同士の組み合わせが最良のバランスになります。純正化ってのはそういうメリットがあるよ。
少し濁した表現をしてるけど、純正で出すってのはすべてが純正クオリティになっているので安心です。
私が気になっているのは発表されたあのレンズとロードマップに載ってるレンズのAFモーターは何が採用されてるのか?ってところ。
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