敬愛するギタリスト西田修大についてちらっと語る
note毎日投稿3日目は、愛してやまないギタリスト西田修大さんについて書こうかと思います。
ぜひこちらの西田修大氏も参加しているライブ音源も聴きながら読んでください!
*ギタリストでない人に伝える気持ちで書きます
西田修大さんの
音で景色を描くギタリスト
表現するに際して手段から自由であること
が好きです
西田修大の特徴の一つとしてエフェクティブな音色があると思います。
いわゆるギターぽいジャキジャキ・ザクザク・ポロポロな音に限らず空間的な広がりがあったり壊れた機械のような音がしたりということです。
上の動画で言うところの1:20~の音の広がりや、4:53~のキュウウウ, フワーンってやつとかがわかりやすいと思います。
僕は、ロックバンドのスタイルの音楽と管弦楽器のアンサンブルの音楽との大きな違いにダイナミクスの連続性があると考えています。
ロックバンドのスタイルの音楽は極端な話、音が出るか出ないか、どこで出るか出ないかという離散的な世界であり、瞬間的に音を出すことによる圧と無のつくり方で表現します。(極端な話です。気持ちいい演奏はダイナミクスあってのもの。)
対して、管弦楽器のアンサンブルは発音時の音量が連続的に変化します。
この差分により、言葉を伝えたり乗りやすいリズムを楽しんだりを得意とするのか、空気を包み込むような音色で圧倒する表現を得意とするのかが異なってくると思います。
西田さんのギターはエフェクトとスタンダードに縛られない演奏方法*を使うことで、ギターによる連続的な表現の可能性を引き出しています。
*(上記動画4:55~も指の腹で弦を叩くスタンダードでない手法)
実世界は連続的な変化で構成されるので、毎秒変化し続けるそのサウンドによってこそ景色を描くことができるのだと思います。
ロックバンドの形に連続性を入れ込み、絶景を描くギタリスト、めっちゃかっこいいんですよね。
西田修大を語れば3日は話せるのですが、ここでタイムリミットです…
ヲタクくんの駄文、拝読ありがとうございました!
説明が下手と言われ続けて10年超。文章に自信なし、思考止まりで実行ハードルが高い人が毎日noteを書くことで修行しています(from 2024/01/13)。
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