檻の中の囚われの者たち
「大変だ!佐藤のやつがやられた!」
そう言って、山田が急いで戻ってきた。
佐藤は三人の中で一番腕っぷしが強いはずなのに、どうしてだろうか?
やはりあいつらには勝つことができないのだろう。
「もう嫌だ。家に帰らせてくれ」
山田が空に向かい、懇願している。
いったい誰に祈っているのか?
そんなことをしても無駄だろうと僕は思った。
どうせここから抜け出すことなんてできやしないんだ。
この檻は四方に柱が建っていて、中に入るのは簡単だが決して出ることができないらしい。
自分の身体がだんだんと動かなくなっているのを感じた。
「くそ!こんなんだったら、この黒い建物に入らなければよかった」
そう思っても、もう遅いのだ。
ここは僕たちを殺すための檻なのだから。
人間は僕らを嫌う。
そう、ゴキブリを
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えー、どうも。(笑)
ゆーまるです!
いきなり小説をぶち込んですみませんでした。
3年前くらい前に書いたのですが、書いた紙がどこかに行ってしまった、いわば幻のショートストーリーです。(笑)
カメラフォルダを見ているとその紙を映した画像があったので、書いてみました。
出来はどうにしろ、形に残すのは大切ですね。
どうぞ私をなじってください。
お願いします。(笑)
それでは、また明日