もうこれ以上、歌聖藤圭子のイメージを壊されたくない  〜宇多田ヒカルを「藤圭子の娘」と呼ぶのをやめ、「凄腕プロデューサー宇多田照實氏の娘」と呼ぼう〜

 藤圭子さんはフアンの一人として、素晴らしい歌唱力を武器に一世を風靡した歌姫であり憧れの的でもあったのです。ひかし、宇多田照實氏との間で宇多田ヒカルさんを出産し養育し素晴らしい天才歌手として世に出ますと、藤圭子の評価ががた落ちなり精神病みでヒカルマネーで散財する浪費家として知れ渡り、自死すると、宇多田ヒカルへの憐憫さのも世に広まります。 
 宇多田家の照實氏(2007年藤圭子と事実上離婚)と宇多田ヒカルさんは、藤圭子さんの「遺言書」に基づき、遺骸を火葬のみ行い遺骨を海に散骨しています。

 確かに藤圭子さんの行動が宇多田家の主張通りであっても、宇多田家で祈念碑のひとつ、お墓のひとつも建立しない状況を見て、またこれまで宇多田ヒカルさんの実母藤圭子さんの自死への「心の傷」の数々の言動からみて、早く藤圭子さんの親子関係を過去のものとして清算し、宇多田ヒカルさんと息子さんの未来を力強く生きていただくため、「藤圭子の娘」という桎梏を外してあげたいと考えます。
 事実から見ますと、週刊文春 2013年9月5日号に「ベテラン芸能記者」 の話として、2007年に藤圭子さんと宇多田照實氏との「最後の離婚」で、宇多田ヒカルの利権(と親権)を照實氏が手にし、藤圭子はまとまったお金だけを受け取ったとあります。
 つまり、藤圭子さんは宇多田ヒカルさんの養育権をお金で売ったことになり、これまでの宇多田ヒカルさんのプロデュース等も含め宇多田照實氏に委ね、ヒカル氏も理解の上、実母との関係に苦しみ、親子関係や家族関係を復元すべく苦悩していたように思われます。

 この度、ヒカルさんは「Gold ~また逢う日まで~2023.7.28リリース 」で、「いつか起きるかもしれない悲劇を 捕まえて言う「おととい来やがれ」」と言う歌詞からして、実母からの呪縛を解き放し、新しい地平にと駆け上がったように見えます。

 藤圭子さんはフアンの一人としても、この機会に、藤圭子と宇多田ヒカルという構図を離れ、純粋に藤圭子の歌の道を理解し、歌聖藤圭子さんの暗黒部に余り触れず耀かしい歴史を再考し、できればフアンが集まれる祈念碑や歌碑を建立して、その偉業をたたえて行きたい。あわせて、「もうこれ以上、歌聖藤圭子のイメージを壊されたくない」という気持ちから、今後、宇多田ヒカルさんを「藤圭子の娘」と呼ぶのはやめ「凄腕プロデューサー宇多田照實氏の娘」と呼ぶよう希望するものです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?