maxmsp制作等メモ2023-1
FDNリバーブの最適化
FDNリバーブの最適化を行った。FDNリバーブのCPU負荷的に大きい部分はディレイタイムやフィードバックの計算で、phasorでトリガー処理するようにして周期を落とすとCPU使用率はこのくらい下がる。 具体的にはこの使用率はFreeVerbより低い。
高速アダマール変換は計算量を減らすけど、CPU負荷的に大きい部分はディレイタイムやフィードバックの計算で、この部分はサンプルレートで計算する必要がない。例えば値が変更されたときや0.1sに一回とかでいい。なので計算頻度を落とすような処理をgen~内に書くと良い。
遅い周期をgen~内部に作る。
一定間隔でトリガーさせる。
トリガーのタイミングで処理を行う。
という方法で書けば良いと思う。
これはシーケンサーをgen~内部に作る方法と似ているのでシーケンサーにも応用できる。
具体的にはノコギリ波を使う。
phasorでトリガーを発生させる。
トリガーで計算する例。
MIN REVについて
MIN REV M4L
https://fendoap.gumroad.com/l/minrev
4ディレイでもFDN使うと
ステレオリバーブが作製できる。
MIN REVは出来るだけ簡素化する方向性
ディレイラインを分岐させるのではなくてFDNの最終段だけ分岐すればステレオ化出来て音質も向上するかもしれない。
Sheaves アップデート
fendoap.gumroad.com/l/sheaves_reverb
M4L リバーブ デバイス 3.3 アップデート
d/wが最適なカーブになるように関数を見直しました。wetゲインによる音痩せが軽減しました。
今後のアップデート方向
・部分的なFDNの導入
・modulation部分の改良
・前段にchorus成分の追加
#maxforlive #m4l
Pure Dataの良いところ。
全体的にミニマル、コンパクト。
とても容量が小さくフリーなので環境ごと導入しやすい。人に勧めやすい。
Pure Data自体、わずか十数MBしかない
ポータブル版がありUSBに入れて持ち運び出来る。
vanillaだけでもUIが自作出来る。
UNI_FOLD_シンセメモ
ユニゾン幅が一定だから周波数に対応するようにした方がいいみたい。視点が正面だけど少し上から俯瞰したり斜めのほうが方が波形が見やすそう? #maxmsp #gen #m4l #maxforlive #jitter
MIN REV 2.3→2.5 アップデート
MIN REV v2.3→v.2.5
ディレイラインを元のラインに戻さなくて別のラインに繋ぐと音が良くなる?感じがする。42の直列と81の並列で試してみて並列が良さそう。ディレイラインを分岐させてステレオ化するのは効果的。
M4L Sheaves v.3.6リリースしました。
https://fendoap.gumroad.com/l/sheaves_reverb
M4L Sheaves v.3.6リリースしました。 32×2FDNマトリクスを追加し音の密度と音質が向上しました。ディレイラインを分割し部分的に減衰フィルターを追加し音質が向上しました。#maxforlive #m4l #maxmsp #gen
32×2 FDNマトリクスを組んだ。
Sheaves3.5 テスト
FDNは良い感じなので追加すると思う。
最終的に64FDNを入れるかも。
フィルターの感じが難しい。密度が減る感じがする。フィルターの事も調べてみたい。分割して複数のパートに分けるかするか、その場合はFDNが分割になるかも。
ディレイラインの分割と減衰フィルター
FDNを組んで少しキラキラしてたのでディレイラインにワンポールフィルターを追加したけど思う感じにならない。すごくあっさりかかる感じにしたい。原音と混ぜる感じにしたけど音の感じが変わる感じが強い。例えば64本のうち16本だけにフィルターを追加するとかはどうなんだろう。
一度ディレイラインを分割した後に部分的に減衰フィルターを追加して再度交差させて結合させてみています。MIN REVで元のディレイラインと別につないだ方が音質が良くなったのでそれを導入してみました。
次の改良部分
・ディレイタイムの選定。
・32→64FDN
FDNは味の素的な感じでまとまりが出るけれど差が出なくなる?まとまりが出ると左右差→ステレオ感が減少するかもしれない。なのでディレイタイムのレンジを広くとるか左右差をどこかで付けるか、その部分を見直したい。
MIN REV v.3.3リリース
フィルターやディレイラインなど全てをgen~に移植した。処理速度が低減する。固定パラメータで計算できるものはgen~の外でmaxオブジェクトで計算させると処理速度が減った。