Slay the Princessをやったよ、というはなし
とりあえず、ストアページを貼ります。
「圧倒的好評」をマークしながらつい先日日本語化されたばっかりの本作。
タイトルの通り、プリンセスを倒すノベルゲームです(エンジンはドキドキ文芸部と同じRenPy!ノベルゲームはエンジンが豊富だしアイデア次第で色々できて素敵ですね)。
始めてみると、そりゃもうびっくりするほど選択肢が多いんです。それでナレーターとかがいるわけです。あっスタンリーパラブル系?みたいな。で、プリンセスを倒しても倒さなくてもいいし、まあなんだかんだやってると死にます。相手も自分も。
で、プレイして、1周目が終わった時の私の頭の中は疑問符で埋め尽くされていました。なん……なんなんだこれは?何の何が何?
哲学的なストーリーはどっちかというと好きな方なんですが、とても言語と言語の間を縫うような表現が多くて、口がぽかーんとしていました。
しかも!日本語化されたばっかりなので、感想記事も考察記事も少ないのです!
ええ〜〜〜みんなやって〜〜それであーだこーだ考察あげて〜〜〜〜
いや、ネタバラシは最初の周でちゃんとやってくれてるんですけど……!
まあそれで、途中からチャートに頼りつつ色んなルートをたどっていったのです。まあそんなに厳密にならなくても自分で色々試してみるのも楽しいはず。
そうして5周?ぐらい?大体浚い終わったなーってとこで、やめにして、ここで記事を書いています。
うん。このゲーム、何周もして色んな物語を見て、それらを繋げていくことで全体像が見えてくるタイプだ。
難解なところはそれこそ何回でも読んで、自分の中で答えを醸成する必要がある。
ただこのゲームには最初から示されてる極々シンプルな答えがいっこあって、
これはラブストーリーです。
いや……ものすごくでっかい愛なんですよ、ここにあるの。
それを色々形を変えて視点を変えて言葉を変えて、描き出している。
だからそれを感じていけばいいんだと思う。
最初はピンとこなくても、プリンセスとの逢瀬を重ねるうちに、だんだん彼女のことしか考えられなくなってくるから……
そんなゲーム日誌でした。またお会いしましょう。では。