KAGAWA Cycling Map 綾川河口~府中湖~満濃池ルートを実走 2020/12/1
KAGAWA Cycling Mapの実走レポートも東讃ルート、高松ルートを終えて、いよいよの中讃ルートに入りました。
始めは興味本位で走り始めたKAGAWA Cycling Mapですが、普段は走らないような道を覚えるのに非常に役立っております。
1綾川河口から府中湖へ
スタート地点は綾川に掛かる新川尻橋です。
ここからさぬき浜街道(県道186号)を3kmほど高松方面に走る訳ですが、道がきれいな反面、大型車両の通行が多くて気を使う区間です。
小高い丘陵を越えて下った先、自転車用の行き先表示に従って高松王越坂出線(県道16号)に入ると交通量も減って田園風景の広がるのどかな道に変わります。
そこから鴨川五色台線(県道180号)、丸亀街道(県道33号)と乗り継ぐ訳ですが、何で素直に綾川の土手道を走らないのか不思議です。
道幅が狭くて、信号のない交差点が危ないと言う事なのでしょうか?
さて綾川河口から府中湖に向かう場合、丸亀街道と善通寺府中線(県道18号)とのY字路を右折しなければならないのですが、ここは交通量が多いので、一旦Y字路を通り過ぎ、30mほど先の押しボタン信号を使うのが良いと思います。
Y字路から善通寺府中線に入って1kmほど、綾川を左岸に渡ってすぐに左折。綾川府中線(県道184号)を走れば間もなく府中ダムが見えてきます。
自転車ならダムの堤体の上も走れますし、渡った先には展望台や公衆トイレも有りました。
2綾川自転車道
ダム湖の湖畔に「綾川自転車道」の看板を発見しました。
事前情報を全く持っていなかったのですが、地図では府中湖の左岸側を瀧宮神社の辺りまで抜けられるようです。
途中、ルートが点線表記になっていたりして微妙な雰囲気ですが、せっかくなので走ってみる事にしました。
自転車道は道幅は3mくらい、府中湖の湖畔を沿うように走っています。
自転車での対面通行を考えるとちょっと狭い気はしますし、ブラインドコーナーが多いのでスピードは出せませんね。
しかしなんといっても眺めが最高です。
眺めに気を取られると低速でも危険ですが・・・
ところがいい気分で走っていると、綾川府中線と並走する区間になったところで唐突に道が途切れてしまいました。
???
まだ府中湖の半分くらいしか走っておりませんし、迂回路を示す看板なども見当たりません。
仕方がないので綾川府中線に戻ってツーリングを続けることにしました。
暫く走ると湖岸方向に自転車道が続いているのがチラホラ伺えます。
???
自転車道は続いているようなのでアクセス路を探しますが全く見つかりません。
仕方がないので、一旦一般道を瀧宮神社の辺りまで走って自転車道を南から走ってみました。
瀧宮神社から3kmくらいでしょうか、先ほど北から走って自転車道が途切れていたところの200mくらい南でこちらもルートが途切れておりました。
せめて迂回路の指定くらいお願いしたと思います。
意地になって自分で迂回路を探してみたのですが、府中ダム方面から走ってきた場合、府中オリーブ園を過ぎて200mほど走った所、民家の脇を抜けるコンクリート舗装の脇道から入るのが一番ロスなく自転車道に戻れそうです。
ただし、もし私道だったらごめんなさい。
この自転車道、専用の橋が架かっていたりすごく立派に作られているのに途中で途切れてしまっているのは本当に残念です。
3満濃池へ
さて府中湖を後にして次なる目的地、満濃池へ向かいます。
綾川自転車道の探索にすっかり時間を取られてしまいましたので、急いでルートに戻ります。
瀧宮から綾歌バイパス(国道32号)を西進。国道377に入って綾川左岸を走ります。
綾菊酒造の前で綾川を右岸側に渡り、綾上中学の手前を右折。
再び綾川左岸に渡って高松空港の道路標識が見え始めたところでいきなり山道が始まります。
ここからの山岳コースが並大抵ではありません。
満濃池までの15kmの道程の間に最大150m、最小50mの高低差の峠を4つも越えなければなりません。
一つ一つの峠はそれほどきつい訳ではありませんが、登って下っての繰り返しは精神的につらいです。
さて、以前からこの自転車用行き先表示に感じている不満に、始点、終点がハッキリしないと言う事が有るのですが、満濃池も行き先として書かれているはずなのに実際のルートは満濃池につながっていません。
造田で土器川を渡り、小さな峠を2つ越えた先、何の表示もない十字路を曲がらないと満濃池には行き付きません。
以前に財田方面からこのルートを走った時は物の見事に通り過ぎて造田まで出てしまいました。
4俯瞰
今回走ったルートに関しましてはちょっと?が多かったです。
綾川河口から府中湖まで綾川沿いに走るところが少なかったり、綾川自転車道がつながっていなかったり。
府中湖から満濃池へのルートも特にランドマーク的な場所は無く、練習コースと呼んでも良いくらいなストイックなコースでした。
それにしてもさすがに12月の声を聴くと寒くなりましたね。山陰の峠道を走っていると晩秋という言葉がぴったりのツーリングとなりました。