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街中には質問が溢れてる


都民の日

都立の学校はお休みだから、朝からちびっ子が電車の中にたくさん居て。混んでる電車の中では少し可哀想な気持ちにもなり。足踏まれたり、カバンが当たったりしてないか、気にしながら乗車した。
渋谷や原宿、動物園や公園、きっと彼らには周りの大人のことより、目的地への期待で視界は明るかったのかも知れない。


素朴で素直

とある電車の中で、親御さんに「ふぐ」の質問をするちびっ子がいた。
言葉を選びながらも分かりやすく噛み砕く大人と、真っ直ぐに質問する子供。親子だからという視点ではなく、この年齢・知識・経験の差が微笑ましくも面白く感じた。
質問の内容は決してライトなものではなかったけど、子供の表現力は言葉がダイレクトでも悪意や嫌味がないからスッと入ってくるし、大事なことを伝える側もハッとさせられそう。

別の電車では、「なんで今日は学校お休みなの?」という疑問に都民の日を解説するクエストに挑む親御さんを見かけた。
「日本の決まり」で押し切れたのだろうか・・・

あちこちで、ちびっ子の唐突な疑問と向き合う大人達を心の中で応援した。


ご用途はなんですか

百貨店でお菓子を買ってきた。
催事は今日まで。限定もありますがなんて会話をしつつ。
自宅用なのか、贈り物なのか、すぐ食べるのか、少し置くのか。
これが普通に聞かれるのが百貨店なんだなと改めてお客様目線の接客を受けてきたと同時に「これは接客だけど、質問なんだ」ということに気付いた。

スタッフは、お客様のことや求めているものを知るために質問をする。


どこもかしこも

道を尋ねる人、受付で確認をする人、キッチンカーの予定を訊く人・・・
コミュニケーションって質問から始まってるんだな。
一期一会の人でも、職場の中でも、家族でも。

当然のことなのだけど、どうして?なんで?が溢れてることが妙に刺さる1日だった。

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