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一回きりの「死」を

この夏、初めて明確に「まだ死にたくない」と思う

死後の世界への憧れ、命を美化するメディアへの不信感
これまで、そんな理由で「死んでみたい」と思ってきた

でも周りに迷惑かかりそうだし、痛いのは嫌だし
それだけで踏み止まってきた

「いつ自分は死ぬのかなぁ」とか
「人生100年は長すぎいるなぁ」とか
そんな気怠さを感じてきた

そしてこの夏、基礎に立ち返る
“人は一回しか死ねない

たった一回を悲観的に衝動的にするのは勿体なすぎる
たった一回が病気とか事故とか、自分の意思に反するのもやだ

せっかくならちゃんと準備して気分良く死にたい

今は「人生はまだ途中だ」って思えるから
途中で死ぬのは嫌だから
無理のない程度に生き急いで
人生に美味しいものを詰め込んで
もう十分だな、お腹いっぱいだなって
そのくらい、ちゃんと生きてから

いつか「人生はこれで完成!」って言って
終止符は自分で打ちたい

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